ピッキングのコツとは?作業効率化の方法や注意点を紹介!
2019年12月30日公開
品物を集めるという意味を持つピッキングですが、軽作業の募集広告によく掲載されているので目にした方もいるかと思います。ピッキングは、検品作業、仕分け作業、梱包、出荷と続く物流においてかかせない工程です。名前はよくきくけど具体的にどういう仕事なのかは分からないという人も少なくないと思います。そこで、ピッキングについて詳しく検証します。そして、ピッキングの仕事に就くためにどうすればよいか。またピッキングのコツなどについても検証します。
ピッキングとは

ピッキングとは、指示書をもとに品物をピックアップする仕事です。食品関係、衣料関係、製造関係など品物の内容によって作業場所や作業環境は異なりますが、作業内容は同じです。例えば、インターネット販売を行っている会社の倉庫では、取り扱っている商品全てが同じ倉庫にあります。そこから注文が入った商品をピックアップするのがピッキングです。冷凍食品に関するものは、冷凍コンテナで行うので作業を行う人は寒さを覚悟しなければなりません。
本やCD、精密機器などは重さがありますので力仕事も必要となります。倉庫内の品物は、まず検品作業のためにピッキングされます。何をピックアップするかは自分で考える必要はなく、伝票が配られます。それを元にピッキング作業を行います。このときのピッキングのコツは、ピッキング作業だけでなく全体の作業を考えて動くことで無駄のない作業を行うことができます。ピッキング作業だけでなく、検品作業、梱包、出荷などの全工程を把握すると自分の行っている作業が全体の作業のどの辺なのかを知ることができます。そうすることによって、責任感も生まれます。
ピッキング種類

ピッキングには2種類あります。摘み取り式と種まき式です。大抵の場合、その倉庫によってやり方が統一されていますので、どちらで作業をするのかを事前に確認しておくと間違いはありません。倉庫の大きさや品物の配置の仕方によって効率がよい方を採用されています。時には2つの方法を併用する場合もあります。効率よくピッキングするコツは、臨機応変に対応することです。
取り扱う品物や倉庫によって違いますが、カートを使ってピッキングしたり、ベルトコンベアに流したりと様々です。通信販売会社の倉庫であれば、扱う品物が多種にわたってあります。作業を行う倉庫が何を扱っているのかを覚えるは大変です。毎日同じ倉庫で作業すれば覚えられますが、派遣のピッキングスタッフの場合は、今日はA社の倉庫、明日はB社の倉庫と異なることもあります。その倉庫が衣料品だけを扱う倉庫であれば、衣料品しか扱っていませんので比較的作業は楽です。ピッキング作業がある業種は多種ありますので、自分の興味のある分野の倉庫で働くというのも長く続けられるコツです。
ピッキングのコツ

摘み取り
摘み取りは、シンプルピッキングと呼ばれ、受注ごとに品物を集めてきます。受注ごとというのは、1つの梱包ごとということです。物流倉庫の場合、送付先はさまざまですので、送付先ごとに分けておいたほうが後々商品が混ざってどこにあるか分からないということを防ぐことができます。そのまま次の工程に回します。この方法は1人の人が倉庫中を探し回らなくてはならないので、効率よくピッキングするコツは、予め回るルートを決めてから作業に入ることです。
そうすれば無駄なくピッキングすることができます。1つの倉庫に多種類の品物がおいてある場合は、この方法を採用されるところが多いです。納品先が多い場合もこの方法の方が効率よく作業が進められます。発注されたオーダーごとに作業を行う場合は、オーダーピッキングともよばれています。
種まき
種まきは、トータルピッキングと呼ばれ、品物ごとにピッキングする方法です。商品の種類が少ない場合や、出荷先が多い場合に用いられます。例えばAという商品があれば、Aのその日の出荷分を合計して伝票を出します。1人の人がAという商品をピッキングして次の工程に回します。この方法だと1人の人が倉庫中を探し回らなくて住むのでこの段階では作業内容が大変にはなりませんが、最終的には梱包ごとに分けることになります。
梱包先ごとに人の手によって仕分けするのは大変ですし、品物が多ければミスにつながることもあります。作業スペースも必要です。品物が大きいものや重いものであれば、力がいります。倉庫によっては、ピックアップしたらベルトコンベアを用いて送付先ごとに仕分けするシステムを用いているところもあります。ピッキングスタッフは、ベルトコンベアから流れてくる商品から伝票に記載された必要な商品をピックアップして箱に詰めるという作業をします。
ピッキングを効率的に行うには

ピッキングにおいて求められるスキルは正確さです。伝票に記載されている品物と個数を間違えないように準備することが求められます。ここでミスをしてしまい最後の工程まで気が付かずにいると、本来欲しい人のところにその商品が届かないという事態が発生してしまいます。ピッキングにおいて、この事態だけはさけなければなりません。また、ピッキングにおいては作業スピードも求められます。消費者の元に早く届ける為には、全ての作業において素早さが求められます。
間違いのないピッキングのコツは、ダブルチェックを行うことです。1回確認しただけではミスが発覚しないこともありますが、ダブルチェックを行うことでミスを発見しやすくなります。早く、ミスなくピッキングをするためには、品物がどこにあるのかをある程度覚えておいた方がやりやすいです。その他にも作業環境を整えるべき時もあります。摘み取りのピッキング作業が必要なのに、品物がバラバラにおかれていては探すのが大変です。パッと見て、どこに何があるのかを誰もがわかるような配置にしておけば、ミスも減ります。
商品によっては、パッとみただけでは判別できないものもあります。伝票に記載されている商品番号と商品に貼ってある番号を照らし合わせる必要があります。特にネットショッピングの商品などは、パッケージは同じで箱の中身の色が違うということもあります。間違いなく商品を選ぶには、商品番号があっているかを確認しなければなりません。慣れてくると番号のどこを見れば判別できるのかが分かるようになります。
ピッキングの注意点

ピッキング作業には資格は必要ありません。誰でもすぐにはじめることができます。しかし作業内容によってはフォークリフトを運転する必要があったり、積荷用クレーンを操作する必要がったりします。資格を持っていれば軽作業以外の仕事に就くことも可能ですし、ピッキングだけを行うよりも報酬が高くなります。高時給になるピッキングのコツは、必要な資格を調べて取得することです。ピッキング作業に求められるのは、正確に商品をピックアップすることです。その日の作業内容を正確に理解し、分からなければ現場責任者に確認をすることで防げるミスもあります。
自分自身で勝手に判断をせずに、不安な点があれば現場の判断を仰ぎましょう。そして、コミュニケーションも大事です。作業自体は1人で行うのですが、ピッキング作業の先には出荷までの工程の間、様々な工程があります。人ところで作業が滞ってしまうと他に影響が出てしまいます。他の工程のスタッフと連携をとることでスムーズに行える場合もあります。ピッキングの仕事は比較的シフトが自由になるという利点があります。時間帯も自分で選べるところもあります。しかし、会社によって異なるので事前に確認しておく必要があります。
入ってから勤務形態が選べないところだったなどのトラブルが起きないよう、他にも給与形態も事前に確認しておいた方がよいです。日払い、週払い、月払いと異なります。また日払いにおいて、当日その場で支払われると思われがちですが、企業によって日払いは、締め切りが1日単位で、実際の支払日は2日後などと設定しているところもあります。最初に確認しておいた方が間違いはないです。
まとめ
インターネットショッピングが盛んな現在、物流業界においてピッキング作業は需要が高い業種です。資格も必要なく、初心者でもできる作業なので簡単にはじめることが出来ます。その割に他の職種よりも時給が高いところもあります。よりよい環境で働けるピッキングのコツは、条件を比較し、自分の理想の働き方に近いところを選ぶことです。
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