派遣から正社員にステップアップするには
2019年03月28日公開

今は派遣社員だけれど、いずれは正社員になりたいと考えている人は、どういうステップをふむのが正社員への近道なのでしょうか。自分でキャリアを磨く?それとも資格をたくさん取得する?もちろん、それらの方法もいいですが、正社員登用制度のある職場で派遣社員をするという手があります。今回は、なかなか聞きなれない正社員登用制度についてご紹介しますよ。
正社員登用制度とは?
正社員登用制度とは、アルバイトやパート、派遣社員などの非正規雇用から正社員に転換する制度のことです。すべての企業にある制度ではなく、厚生労働省が17年3月に発表した調査によると、調査した企業のうち68%に正社員登用制度がありました(参照:「労働経済動向調査(平成29年2月)の概況」)。
ただし、制度がある企業でも誰もが正社員になれるわけではありません。制度の内容は企業によって異なるので一概には言えませんが、例えば1~2年派遣社員で実績を積み、その後試験に合格すると正社員になれるなど、一定の要件を満たすことで登用が可能になります。
なぜ、このような制度があるのかというと、企業も優秀な派遣社員には「ずっと働いてもらいたい」と思っているから。正社員として採用し、良い人材は確保しておきたいと考えているのです。興味のある人は派遣求人をみる際、「正社員登用制度あり」や「正社員登用実績あり」の表記をチェックするといいですよ。
正社員登用実績のある求人にはどんなものがある?
寮付き求人.comの中にある、正社員登用実績のある求人を例に挙げてみましょう。人気の高い派遣先のひとつに、東証一部上場企業で自動車エンジン部品製造大手があります。仕事内容はマシンオペレーターもあれば、物流管理や検査業務もあります。どの部門であろうとも、企業側の担当者が派遣社員の向上心や仕事ぶりをしっかりみてくれているので、真面目に努力している人や「将来は正社員になりたい」という人の志を高く評価してくれます。もし「まだ自信がない」という人には、「ならば、契約社員はどうか」などの選択肢も与えてくれます。過去、派遣社員から正社員になった人は多数。慣れた仕事でステップアップできると喜びの声も届いています。また、東証一部上場企業だけあって、正社員ともなれば収入も福利厚生も格段に充実します。
ほかにも、金型の磨き作業を極め、「ぜひ正社員になってほしい」というラブコールを受ける人や、無遅刻無欠席で「他の企業に渡したくない」という派遣先からの強い要望を受けて、早い段階から正社員になっていく人もいます。
正社員になるメリット
大きなメリットは2つあります。ひとつは金銭面。派遣社員は時給や日給のため、勤務のない日は給料が発生しません。正社員の場合は多くが月給制。勤務日数や勤務時間に増減があっても毎月決まった額の給料が支給されます。先程の東証一部上場企業ならボーナスが出るところもあります。将来的なことを考えると、収入が安定するメリットは大きいですよね。
ふたつ目は、社会的信用。正社員になると安定した収入と雇用が見込まれると判断され、ローンやクレジットカードの審査に通りやすくなる場合があります。
ただ、まだまだ正社員はサービス残業やつきあいの飲み会など煩わしいことも多いです。その点、派遣社員には派遣会社と安定した雇用契約を結べる無期雇用派遣なども登場しています。今後自分がどんな働き方をしたいのかしっかり見据えて、正社員を目指すかどうかを考えてくださいね。
まとめ
派遣社員に登用されやすい人は、社員も一目置くほどテキパキと仕事をしている人やコミュニケーション力が高い人。とはいえ、難しいことをする必要はなく、自分から気持ちのよいあいさつをする、わからないことは素直に聞くなど基本的なことです。まずは派遣社員からがんばりたいと思っている人には、寮付き求人.comがしっかりフォロー・伴走します。ぜひお電話ください。
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