「ニートの就職は無理」は迷信

2019年10月23日公開

就職に失敗したり、大学を中退したりというような理由でニートになる人も少なくはありません。

一般的にはニートになると就職は無理だと言われていますが、実際はどうなのか解説していきましょう。

なぜニートの就職は無理と思われがちなのか

それではなぜニートの就職は無理だと言われているのでしょうか。

まずニートからの就職では転職扱いにされます。

転職と言えば、ある程度社会経験もある人が前提になっており、経験やスキルなどが問われ、企業としても即戦力となる人を求めているのが現状です。

しかし、実際ニートになっている人は働いた経験が少なく、企業が求めている人物像からはかけ離れていることで、就職が難しいと思われがちなのです。

それではニートの人は全く仕事に就くことができないのでしょうか。

実はそうではありません。

簡単ではありませんがニートから正社員になった例があるのは事実です。

ニートの人でも仕事に就ける環境を提供しているサービスもあります。

そのようなサービスを上手に活用することで就職も可能になるでしょう。

一人で思い悩まず、まずは相談するのが良いでしょう。

就職するためにはどんな準備をするのがベターか

それでは次にニートの人が就職するためには具体的にどのような準備が必要なのか見ていきましょう。

ニートからいきなり正社員となって就業された方の中には、ストレスで体調を崩す人も多いようです。

したがってまずは働くという意味でアルバイトから始めることをオススメします。その他にも、まずは派遣社員や契約社員になるという方法もあります。

いきなり正社員が難しい、不安だと思う人はそのような段階を経て経験を積んでから挑戦するのもいいかもしれません。

実際にニートから就職した人の話を聞いたりするのもモチベーションが上がるでしょうし、どういうことをしたのか参考になります。

またハローワークや転職エージェントなどに登録して、仕事探しを支援してもらいましょう。

それらのサービスを利用することで履歴書の書き方だったり、面接の練習だったりと必要なことが身に付いていきます。

仕事に関するさまざまな情報も手に入りやすくなりますので、実際に行動していきましょう。

まずは日々の生活リズムを整えてください。

そうすることで規律正しい生活が身に付き体力も精神力も向上していきます。

さらに自分がしたいこと、なりたい自分など自己分析をしてみましょう。

じっくりと自分と向き合うことで今まで気づかなかったことを発見できるかもしれません。

派遣業務を社会復帰に利用する、という方法

いきなりニートから社会復帰する際に正社員となるとハードルがかなり高くなりますので、派遣業務からスタートすると復帰しやすいかもしれません。

ニートの中には引きこもりになっていたり、対人関係が苦手だったりする人も多いものです。

例えば工場系の派遣の場合は、ピッキング作業が中心になりますので、誰とも話すことなく黙々と作業をこなすことができます。

したがって共同作業が伴わず、人と付き合うことも少なく、よりストレスなく仕事に集中できるでしょう。

さらに、派遣の場合契約終了期間もありますので、もし企業とソリが合わなかった場合、契約終了をして次の派遣先を探してもらうことも可能になります。

派遣を続けていくうちに、気付いたら1年以上も仕事を続けていたということにもなるかもしれません。

何もしないよりは1年でも派遣で仕事に就いている方が断然有利になるでしょう。

まとめ

このようにニートの人が就職できないというのは事実ではありません。

ご自身のやる気や、しっかりとするべきことを準備していけば就職することも可能です。

ただ、いきなり正社員だと厳しい道のりであること、経験のなさで不安もあるという方は工場系で派遣の仕事から始めることをおすすめします。

寮付き求人.comでは、工場系の派遣の仕事も多く掲載をしています。

希望の求人が見つかるかもしれませんので是非一度見てみてください。