高卒フリーターでも就職はできる?おすすめの仕事も紹介
2022年06月15日公開

目次
高卒のフリーターでも就職できるの?といった悩みを抱える人も多いのではないでしょうか?
結論からいうと、高卒のフリーターでも就職することは可能です。
そこで、今回は高卒フリーターにおすすめの仕事や就職を成功させるポイントなどについて詳しく紹介します。
高卒のフリーターでも就職できる?
記事の冒頭でも紹介しましたが、高卒のフリーターでも就職することは可能です。
ただし、フリーターとして就職活動をする時は、「なぜフリーターだったのか」「なぜこれまで就職しなかったのか」などの理由が採用の決め手になることがあります。
世間でフリーターに対するイメージはどうしても悪く、採用担当者から「フリーターを採用してもすぐに辞めてしまうのでは?」と思われてしまう可能性も高いでしょう。
また、年齢が高くなればなるほど、正社員として採用されるハードルが上がります。そのため、フリーターから正社員を検討している場合は、早い段階で動き出すことが大事です。
さらに、近年では正社員以外の勤務形態を選ぶ人も少なくありません。
そのうちのひとつが派遣社員です。
派遣社員であれば、派遣会社の担当者が仕事を探してくれるため、就職活動の負担を減らして就職できます。
フリーターを脱出して仕事につきたいと考えている人は、まずは就職して実績やスキルを積むことが大切です。
高卒のフリーターにおすすめの仕事10選
続いて、高卒のフリーターの方におすすめの仕事を10個紹介します。
高卒フリーターにおすすめの仕事は下記の通りです。
・工場系
・運送業
・事務職
・介護スタッフ
・建設系
・エンジニア/プログラマー
・接客業
・飲食店スタッフ
・販売職
・営業
それぞれ解説していきます。
おすすめの仕事① 工場系
まず高卒フリーターにおすすめの仕事は工場系の仕事です。
現在、日本では少子高齢化の影響により人材不足が著しく問題となっています。
人手を必要とする工場系の企業は多く、本人の意欲次第で未経験でも就職することは可能です。
また、人材不足の影響もあり、外国人労働者を雇い入れている工場も増えています。
しかし、経営者側からすると手続きや言語の壁があるため、できるのであれば日本の若者を雇い入れたいという企業が多いのが現状です。
基本的に人手不足や後継者問題で悩んでいる工場系の仕事は、職歴やスキルよりもやる気や熱意を重視して採用していることが多いです。
そのため、就職できる可能性は高いといえるでしょう。
実際に働くうえで必要な資格やスキルなどもなく、ルーティンワークの多い工場系の仕事は、高卒フリーターの方におすすめの仕事といえます。
おすすめの仕事② 運送業
運送業は郵便配達や運送を行う仕事です。
鉄道業や道路旅客運送業、道路貨物運送業などの分類がありますが、高卒フリーターの方であれば、主に道路貨物運送業や倉庫業で働くことが多いです。
運送業は体力仕事がメインとなり、商品の運搬や荷運びなどが主な業務内容となります。
ドライバーの人手不足や運送業自体の高齢化などが影響し、高卒フリーターの方でも就職しやすい業種と言えるでしょう。
おすすめの仕事③ 事務職
事務職はさまざまな企業で需要が高い職種の一つです。
接客業や工場系の仕事を主に行っている企業でも、事務職がない企業は基本ありません。
事務職はデータ入力や書類作成などの簡単なパソコン操作による業務内容をメインに行います。
パソコンさえ使えれば、難しいスキルや知識なども不要なため、高卒フリーターの方にもおすすめの仕事です。
簡単なタイピングやマウス操作だけでも仕事ができる事務職もありますので、未経験の方でも安心して働けます。
また、まったくの未経験でも就業前に研修を用意してくれている企業もありますので、興味のある方は積極的に応募していきましょう。
おすすめの仕事④ 介護スタッフ
介護スタッフは資格が必要なのでは?と思う人も多いですが、高卒からでも介護スタッフとして働くことは可能です。
もちろん、介護の資格を保有している方が就職活動を有利に進められます。
しかし、高卒でも経験を積めば資格を取得できるため、介護スタッフとして働きながら資格取得を目指す人も多いです。
業務内容としては、主に高齢者の食事や入浴、排泄の介助、歩行介助などを行います。
高卒のフリーターの方でも、気配りができる人は介護スタッフに向いていると言えるでしょう。
おすすめの仕事⑤ 建設系
建設系の仕事は実際に工事現場で働くことが多い仕事です。
建設系の仕事では、高卒の方も多く、やる気や熱意のある若者を中心に採用していることが多い傾向にあります。
そのため、高卒フリーターの方でも充分に就職できる可能性が高い業種といえるでしょう。
また、建設業は求人募集をかける時に、企業によっては数十人単位で大量に募集していることもあるため、採用される可能性が高い業種でもあります。
おすすめの仕事⑥ エンジニア/プログラマー
高卒フリーターの方でもプログラミングを学べば、プログラマーやエンジニアとして就職することは可能です。
現在世界的にもIT業が活発化しており、エンジニアやプログラマーの数が不足しています。
一方で、エンジニアやプログラマーを必要としている企業はどんどん増えており、需要が高い業種です。
高卒フリーターの方でもオンライン型のプログラミングスクールでプログラミングを学ぶことができるため、プログラマーとして就職できるチャンスがあります。
仮になかなか就職できなかったとしても、フリーランスや自分で起業して会社を立ち上げて仕事をすることも可能です。
そのため、プログラミングのスキルは持っておいて損はないと言えるでしょう。
おすすめの仕事⑦ 接客業
接客業は仕事に必要な特別な資格もなく、今まで接客業を経験したことがない人でもすぐに仕事に慣れることができます。
基本的に一人で業務を行うのではなく、数名で協力しながら業務を行うため、高卒フリーターの方でも安心して仕事ができるでしょう。
ただし、接客業はお店のスタッフや顧客とコミュニケーションを取ることが多いため、コミュニケーション能力が必須の仕事です。
おすすめの仕事⑧ 飲食店スタッフ
カフェやレストランなどの飲食店スタッフは、高卒の人が比較的採用されやすいと言われています。
また、飲食業界は学歴の差なども基本的にないため、高卒でも条件のよい企業や店舗で働きやすいといえるでしょう。
接客が苦手な人でも、キッチンスタッフとして働くこともできるため、選択肢が多く、働きやすい環境が整っています。
おすすめの仕事⑨ 販売職
販売職はスーパーやドラッグストアなどの小売店で商品を販売する仕事です。
仕事内容は接客が中心で、専門的なスキルや知識が不要なため、高卒フリーターの方でも働ける機会が多い業種でもあります。
また、販売職の求人の多くは学歴不問のことが多く、ほとんどの求人が高卒以上の方でも募集が可能のため、チャレンジしやすい業種といえるでしょう。
おすすめの仕事⑩ 営業
営業職はスキルや経験よりも人柄やセンスで採用されることも多い職種です。
どんなタイプの企業でも営業職や営業チームは存在しており、企業の中でも在籍人数が多いといった特徴があります。
大手企業の営業となると大学卒を条件としている企業も多いですが、企業規模にそれほどこだわらなければ、高卒でも募集している求人情報を簡単に見つけられるでしょう。
いきなり営業職なんて無理!と思う人もいるかと思いますが、営業職は経験を積めば積むほど自然と営業スキルが身に付くものです。
そのため、やる気や熱意がある人にはおすすめの職種です。
高卒フリーターが就職を成功させるポイント3選
ここからは、高卒フリーターが就職を成功させる3つのポイントについて紹介します。
高卒フリーターが就職を成功させるポイントは次の3つです。
・企業を研究する
・空白期間の回答を考えておく
・派遣会社を活用する
それでは、それぞれ確認していきましょう。
ポイント① 企業を研究する
高卒フリーターの方が就職を成功させるためには、働きたい企業を研究することが大切です。
企業の研究をすることで、競合他社にはない応募先の魅力や強みを把握することができ、面接時のアピールに活用できるでしょう。
企業研究をして、分析しなければわからない情報などを保有しておくことで、採用担当者に
積極性などをアピールできるため、好印象を持たれやすくなります。
ポイント② 空白期間の回答を考えておく
フリーターの方が企業の面接を受けるとき、ほぼ100%フリーターになった理由や空白期間について質問されます。
この時に、フリーターを選択した理由にうそをついてしまうのはおすすめしません。
面接官は多くの応募者を見てきた人選のプロともいえるため、うそを見抜かれてしまう可能性が高いです。
しかし、正直に「なんとなく」「働きたくなかったから」と答えてもマイナスな印象を与えてしまいます。
そのため、その空白期間で何を得られたか、もしくはどのような反省点を生かして、就職したいかなど、できるだけポジティブな空白期間の回答を考えておくことが大切です。
ポイント③ 派遣会社を活用する
高卒フリーターの方が確実に就職を成功させるためには、派遣会社を活用することをおすすめします。
派遣会社であれば、担当者の方が勤務先を調べ提案してくれるため、就職活動の負担が大きくかかりません。
また、勤務先が決定した後も、相談などにのってくれるため、仕事に対する不安がある人の心の支えになるでしょう。
派遣社員が働きやすいよう、派遣会社は動いてくれるため、安心して働ける点もメリットです。
派遣社員はフリーターの方におすすめですので、ぜひ検討してみてください。
フリーターを続けるとどうなる?
フリーターとして働くことは決して悪いことではありませんが、フリーターとして働き続けるとどのような未来が待っているのでしょうか?
考えられることとしては、下記のようなものが挙げられます。
・収入に差が出る
・就職の難易度が上がっていく
それぞれ詳しく解説していきます。
収入に差が出る
フリーターを続けると、収入に差がでてしまうことが多いです。
正社員として働くと、毎年の昇給や、ボーナスを貰えますが、フリーターは昇給がしづらく、ボーナスを貰うこともできません。
20代のうちではそこまで収入に差はでませんが、30代以降になると差は大きくなっていくでしょう。
政府が発表している「民間給与の実態調査結果」では、正社員の平均的な生涯年収は2〜3億円、フリーターは5〜8千万円とされています。
生涯年収で1億円以上も差がでるため、正社員として働いている人と比べると収入に大きな差がでることがわかりますよね。
また、30代や40代で正社員として働こうとしても、20代よりも選択肢が減ってしまい、体力的にも厳しくなることもあります。
そのため、正社員を目指している方は早い段階から動き出すことが重要です。
就職の難易度が上がっていく
35歳以上のフリーターは高齢フリーターと呼びます。
高齢フリーターになると、就職先はなかなか見つけづらいというのが現状です。
とくに、30代以降になると即戦力となる人材を採用する企業が多く、何度面接を受けても就職できない可能性も高いです。
将来的に結婚を考えている人はなおさら、フリーターとしての給与だけでは家族全員分の生活費を稼げない可能性もあります。
今のうちに就職活動をして正社員や派遣社員などとして働く意志を高めましょう。
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今回は高卒フリーターにおすすめの仕事や、就職を成功させるポイントなどについて紹介してきました。
20代のうちは「いつでも正社員になれる!」「まだ働きたくない!」と考える人も多いです。
しかし、年齢を重ねるごとに就職難易度は高くなるため、できるだけ早いうちから就職活動を進めることが大切です。
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