CADオペレーターとは?資格の種類、取得方法まで紹介!
2021年02月06日公開

目次
CADオペレーターは魅力がいっぱい!活躍したいなら資格取得がおすすめ!
「CADオペレーターって聞いたことけど、どんな仕事なの?」「CADオペレーターとして働いているけど、資格は取得しておいたほうがいいのかな?」このように、建築やデザインに携わる人であれば、一度は耳にしたことがあるであろう「CADオペレーター」。
しかし、CADオペレーターについて詳しいことはよくわからないのが現状なのではないでしょうか。実は、このCADオペレーターは「魅力がたくさんあります!」そして、CADオペレーターとして活躍したいなら「資格取得がおすすめです!」今回はそんなCADオペレーターの魅力と資格取得を中心に紹介していきます。
CADオペレーターとは?
まず本題にうつる前にCADオペレーターについて簡単に説明していきます。
CAD(Computer Aided design)「キャド」とは、「コンピューター設計支援」を意味しており、CADオペレーターはCADを使用して製図を専門的に行う人です。しかし、依頼のあった図面をパソコンにただ製図すればいいわけではなく、図面自体を自分がつくりあげていくことも必要になるケースもあるため、さまざまなスキルが求められる職業と言えます。そんなCADオペレーターはいろんな分野で必要とされるので、今の時代に合った将来性のある職業と言えるでしょう。
CADオペレーターの仕事内容と魅力
CADオペレーターの主な仕事は、紙面の設計図をパソコン上に製図していくことです。線の太さや丸みなどをきめ細かく作図していきます。作成後が終われば、それでCADオペレーターの仕事は完了ではありません。その後は、製図したものを修正していきます。設計者からの依頼や製品の仕様が急に変更になる場合もあるので、臨機応変により完成度の高い製図を仕上げていく必要があるということです。
また、CADオペレーターは製図だけではなく事務も同時に行うことも多いです。見積書・請求書の作成、取引先との日程調整、データ入力、来客対応といった会社をサポートする役目も担っている為、会社のほとんどの仕事に関わることになります。
そんなCADオペレーターの魅力は「会社への貢献度が高く、スキルが磨ける」点です。自分で製図した衣服や建物、機械が商品として売上が上がれば会社への貢献度ははかり知れませんし、世に出ることでそれが喜びへと変わります。
そして、CADオペレーターは前述のとおり、製図だけでなく、さまざまな業務を行います。能力にかたよりが出ることなく、取引先だけでなく、社内からも必要とされる人材になれるのです。
CADオペレーター資格の種類と取得方法
CADオペレーターは資格が必須である職業ではありません。現在もCADオペレーターとして働く人の中には、資格を保有していない人はたくさんいます。
しかし、資格を取ることで社内外から評価されることはもちろん、自分自身のスキルアップにも繋がり、結果給料アップにも繋がって行くこともあります。加えて、転職・就職時には企業に対して大きなアピールができますので、CADオペレーターの資格を取ることは大変おすすめです。
そして、CADオペレーターの資格は多岐にわたり、どの資格を選択するかは選択する業界や業種によっても変わってきます。そこで今回は特に転職・就職におすすめでスキルアップに繋がる資格を3種類紹介していきます。
2次元CAD利用技術者試験
2次元CAD利用技術者試験はCADオペレーターの世界では一番有名な資格で合格基準が7割以上の正解率で取得可能な比較的取りやすい資格です。CADオペレーターとしての基本から応用まで幅広く学べる資格なので、迷ったら2次元CAD利用技術者試験を受けておけば間違いありません。
試験は「基礎」「2級」「1級」の3段階に分かれており、1級のみ実技試験があります。比較的2級を目指す人が多く、2級は試験時間60分、パソコン上で答える選択式の試験です。前述のとおり、7割以上の正解で合格となります。
3次元CAD利用技術者試験
3次元CAD利用技術者試験は2次元CAD利用技術者試験の3次元部門です。今の時代、映画の世界でも3次元が広まっていますが、このCADでも3次元を使用する場面が増えてきています。3次元を扱える人は2次元よりも更に高度なスキルが求められ、合格基準も「各分野5割以上、および総合7割以上の正解」とハードルは上がりますが、活躍できる幅が広くなり、より転職・就職に有利になります。
試験は「2級」「準1級」「1級」の3段階に分かれており、2次元と違うのは、基本的なパソコン知識も試験で問われます。2級は2次元と変わらず、試験時間60分、パソコン上で答える選択式の試験です。受験資格はなく、比較的受けやすい資格試験と言えるでしょう。
建築CAD検定試験
建築CAD検定試験は建築に注力した資格試験です。建築分野を目指す人には大変人気がある資格で、4級から准1級まであり(4級は高校生のみ)、CADソフトを使用しての実技試験があるので実践力が非常に鍛えられる資格でもあります。建築分野のスキルを高めていきたい人や建築分野の転職・就職をかんがえている人はおすすめです。
就職に有利にはたらくことから人気の「3級」はすべて実技試験です。課題で出された図面からCADシステムを使って正しく製図する試験となります。試験は2時間で200点満点中140~150点目安で合格です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
CADオペレーターは、技術成長が上がっている日本にとってより必要とされる人材です。
これからCADオペレーターとしてはたらく人、またはよりスキルアップを目指している人は資格取得の魅力に気づいてもらえればと思います。
CONTACT / 応募フォーム
|
|
---|---|
|
|