マスク工場での仕事内容について一挙解説！

2021年05月18日公開

〇感染対策に欠かせない！仕事内容を把握してマスク工場で働いてみよう！

「マスクにはどんな種類があるの？」「マスク工場の仕事内容は？」「マスクはなにからできているの？」など、マスクやマスク工場の特徴について疑問がある人も多いのが現状なのではないでしょうか。

とくに感染対策に欠かせないのがマスクであり、マスクの性質を知れば危機的状況にも適切な対応が行えるのも事実。

また、マスク工場の仕事内容を知れば、需要のあるマスクの現場で働けます！
今回はそんなマスクの特徴やマスク工場の仕事内容について徹底解説していきます。

マスクには3つの種類がある

マスクには大きく「家庭用マスク」「医療用マスク」「産業用マスク」の3種類にわけられ、それぞれ特徴がことなります。違いについては以下のとおりです。

＜家庭用マスク＞

家庭用マスクはインフルエンザ・花粉・防寒保湿対策などで、わたしたちが日常一般的に使用するマスクを言います。ウイルス対策だけでなく、気管支の乾燥防止や保湿効果が見込めるため、風邪が流行する冬以外のシーンでも使用されるケースが多いです。

また、形や素材・デザインも豊富なのも特徴のひとつ。プリーツ型、立体型、平型などのタイプがあるほか、長時間使用しても耳が痛くなりにくいマスクもあり、バランスが優れ快適に使えるマスクと言えます。

＜医療用マスク＞

医療用マスクは通称「サージカルマスク」とも呼ばれ、わたしたちには耳慣れないマスクですが、主に医療現場で使用されています。患者や医療従事者を細菌感染から守るべく、ウイルスや微粒子の侵入を防ぐ目的で使用するマスクです。

家庭用マスクとくらべて表面がより細かくつくられているため、感染リスクを軽減できる効果もあります。効果が期待できる反面、価格相場が高いのもあり、使用シーンは医療現場が中心となるのです。

＜産業用マスク＞

産業用マスクは「防じんマスク」とも呼ばれ、建築物や工場などの作業現場で使用されます。アスベストや粉じん等の粒子物質が体内へ入り込むのを防ぐのが目的です。

作業者を有害物質から守るため、口や鼻だけを覆うもの以外にも、顔全体をカバーするマスクがあるのも特徴のひとつになります。

家庭用マスクはなにからできている？

家庭用マスクは大きくわけて「不織布」と「ガーゼ」の2種類があります。それぞれの特徴について見ていきましょう。

＜不織布＞

不織布は名前のとおり、織っていない布です。繊維や糸で織った通常の布とはちがい、繊維や糸を熱処理や化学処理で巻きつけたり接着させたりしてつくっていきます。

繊維の太さや素材を変え、網目や布の強度を自由自在にコントロールできるため、あらゆるデザインや形態のマスクの制作が可能です。また、臨機応変に対応可能な利点を活かして、マスク以外にもエアコンフィルター・ウェットティッシュ・使い捨てオムツなどにも使用されています。

＜ガーゼ＞

ガーゼマスクはコットンを何枚も重ね合わせてつくられたマスクです。肌に優しく保湿効果もあり、洗って使いまわせるのがメリットになります。現在は感染リスクをより防止できる不織布マスクが主流になりましたが、以前まではガーゼマスクが一般的でした。

また、手軽に自作できるため、見た目を重視した可愛い柄やファッションに合せた奇抜なマスクも登場しています。機能にとどまらず、遊び心を演出できるのもガーゼの特徴です。

マスク工場の仕事内容とは？

マスク工場の仕事内容は、主にマスクの「製造機械の管理」「検品」「梱包」などがあげられます。マスク工場の仕事内容と聞くとマスク製造をイメージしがちですが、一般的には求人にかけられるマスク工場の仕事は既に完成された状態からのスタートです。

そのため、念入りなチェックを行えるスキルがあればだれでも働け、ほかの工場業務よりも給料が高い仕事もあるため、狙い目な求人と言えます。

具体的な仕事内容は、製造されたマスクの強度・サイズ確認、チェック完了後の梱包・封入作業がメインです。マスク自体も非常に軽く、重い作業が伴わないので、女性や力に自信がない方でも安心してチャレンジできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はマスクの特徴やマスク工場の仕事内容を中心に紹介しました。現在の世界情勢からも大変需要の高いマスク。マスクの種類や素材は使用シーンによってもことなり、得られる効果が違うのも事実です。また、マスク工場は製造業務をともなわない検品や梱包がメインであるため、初心者でもチャレンジしやすいのが特徴になります。そのため、マスクやマスク工場の仕事内容をあらためて把握し、工場勤務にチャレンジしていきましょう！