特定化学物質等作業主任者の魅力や資格取得に関して
2021年02月03日公開

工場で働くなら特定化学物質等作業主任者資格は取っておこう!
「工場で働いているけど特定化学物質等作業主任者ってはじめて聞いた」「なんだかすごそうな名前だけど『主任』ってついているくらいだから、持っているとすごいんだろうね」このように、特定化学物質等作業主任者資格は私たちの普段の生活はおろか、工場ではたらく人にとってあまりなじみのない資格です。
実はこの特定化学物質等作業主任者資格は「とても魅力的な資格です!」工場で働く人にとって、取得することでまわりからの信頼もうまれますし、いざとなれば転職をするときも有利です。そのため、「特定化学物質等作業主任者資格は工場ではたらく人にはおすすめしたい魅力的な資格」になります。
ではなぜ魅力なのか?今回はその資格取得方法も含めて紹介していきます。
特定化学物質等作業主任者とは?
まず、本題にうつる前に、特定化学物質等作業主任者について簡単に説明していきます。
特定化学物質等作業主任者とは厚生労働省が管理している、特定の化学物質からはたらく人を守ることのできる「国家資格」になります。国家資格なので国の法律に基づいた信頼できる資格です。
では、「特定の化学物質」とはなんでしょうか?それは、はたらく人にとって害のある物質です。(大きく3種類に分けられています)この特定化学物質をあつかう工場では、必ず特定化学物質等作業主任者をおかなければいけない法律があります。そのため、特定化学物質をあつかう工場で働いている人の場合、間違いなく誰かしらが責任者としているということです。
特定化学物質等作業主任者の魅力とは
特定化学物質等作業主任者の資格を取得することのメリットは、「出世しやすい」ことと「転職に有利」なことです。
この特定化学物質等作業主任者の資格、必ずしも役職が高い責任者や文字通り工場内の主任しか取れない資格ではありません。一般職の人でも取れる資格です。そのため、一般職のときに取っておけば、社内から信頼されることはもちろん、自分自身のスキルアップに繋がり、結果給料アップにも繋げていくことができるでしょう。
そして二点目は、「転職に有利」な点です。よく工場勤務の求人票に、「特定化学物質等作業主任者の資格を持っている人は優遇します」と書いてあることが多くあり、需要が高い資格といえます。それだけ工場は特定化学物質等作業主任者を求めているし、資格取得者が少なく貴重な存在といえるでしょう。
今の時代、現在はたらいている工場に一生身を置けるとはかぎりません。今は安心してはたらけていても、転職をよぎなくされる日がくる可能性もあります。そのときの万が一に備えるために特定化学物質等作業主任者の資格取得はとても魅力的です。
特定化学物質等作業主任者の資格を取るには?
特定化学物質等作業主任者の資格は、その資格のむずかしい名前からも取得することも困難に感じるかもしれませんが、しっかりと講義を受けることで、取得可能な資格です。
特定化学物質等作業主任者の資格は、特定化学物質及び四アルキル鉛(しあるきるなまり等作業主任者技能講習を受け、試験に合格することで資格取得となります。
講習の内容は2日間。計13時間(4科目)の講習をうけ、2日目の最後には、修了試験があり、「各科目の得点が満点中40%以上の得点率」「全科目の合計得点が満点中60%以上の得点率」の2条件をクリアすれば合格となります。講習は、「公益社団法人 東京労働基準協会連合会」が開催していますので、ホームページから申し込みましょう。
※文中にある「四アルキル鉛等作業主任者」とは、これも有害汚染からはたらく人から守る責任者です。以前は、「特定化学物質等作業主任者」と「四アルキル鉛等作業主任者」は別の講習を受けていましたが、現在は一度の講習で両方の資格が取れるようになっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。その名前から取得さえむずかしそうな特定化学物質等作業主任者資格。、持っていれば周囲から一目置かれる存在になれる資格です。是非工場ではたらく人、これから工場ではたらこうと思っている人は資格取得の魅力に気づいてもらえればと思います。
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