機械保全技能士とは？高収入も狙える工場関連の資格の一つ！

2020年05月06日公開

機械保全技能士とは？

機械保全技能士とは、工場などにある機械が正常に稼働できるように、
劣化や故障を事前に予防し、保全する仕事です。

機械保全技能士は国家資格であり、この資格を保持することにより、
機械に対しての保全・メンテナンス能力を示すことができます。

施策の等級は、4種類あり(特級から3級)、学科試験と実技試験の2つで構成されております。

機械保全技能士のメリット

機械保全技能士の資格を取得することで、いままでの経験を資格として証明することができます。

採用時の待遇面などでも優遇される可能性も高く、企業側も資格手当などを給付している場合もあり、
一般職との時給と比べ倍くらい高く、自身のキャリアアップをするのに有用な資格です。

上記ことから企業からの需要も高く、同じ業界に転職する際も非常に有利になため、
工場系資格の中でも非常に人気のある資格の一つです。

機械保全技能士の受験資格

等級毎に受験資格は異なります。

1. 特級：1級合格後、5年以上の実務経験
2. 1級：7年以上の実務経験
3. 2級：2年以上の実務経験
4. 3級：機械保全の仕事に従事したいと考えている方、既に従事している方

3級の受験には実務経験は問われません。

機械保全技能士の試験概要

試験には学科試験と実技試験があり、等級により出題形式はことなりますが、
学科試験の場合、解答方法はマークシート方式、出題形式は、
真偽法と四肢択一式・五肢択一式で構成されております。

受験料は、学科試験が3100円、実技試験が16500円(都道府県により異なる可能性あり)と
実技試験が割高たとなっておりますが、取得メリットを考えますとそこまで高い受験料ではないかと思います。

合格ラインは、

学科試験：加点法で100点満点中、65点以上の場合、合格
実技試験：減点法で41点以上の減点がない場合、合格(正答以外の解答はすべて減点対象となります。)

まとめ

2020年実施予定の3級の試験ですが、コロナの影響があり中止となっております。
今後、コロナの情勢によりスケジュールが変更になる可能性もありますので、
詳しくは、国家検定 機械保全技能検定をご確認くださいませ。

キャリアアップを目指せる資格の一つでもあり、
取得時のメリットも高いので、機械保全技能士の資格取得を目指してみてはいかがでしょうか？