有機溶剤作業主任者の魅力や資格取得に関して
2020年05月14日公開

有機溶剤作業主任者とは
有機溶剤作業主任者とは、閉鎖された作業空間の中で、有機溶剤使用にあたり、
安全に作業をすすめるために指導する責任者を指します。
有機溶剤とは、シンナーやトルエンなど、有機物である、ゴムや塗料を溶かすのに使用します。
身近なところでいうとエタノールやガソリンなども有機溶剤の一つです。
労働者を指揮するにあたり、指導もそうですが、作業現場が汚染されないように、
排気環境の整備、点検も有機溶剤作業責任者の仕事内容に含まれます。
有機溶剤の使い方を少しでも間違えると非常に危険な溶剤です。
この資格を保持していないと、そもそも有機溶剤関連の作業ができないため、
重要度、専門性の高い資格となります。
有機溶剤作業主任者の魅力
有機溶剤の危険物を取り扱う業種は幅広く、そのため需要が高いという魅力があります。
また、未経験から取得できる資格であるため、転職でのメリットの一つとなりえます。
実技試験がなく、筆記試験のみとなりますので、適切に講習を受けさえすれば、
合格率90%以上と、簡易的に取得できるのも魅力の一つです。
資格取得講習に関して
有機溶剤作業主任者の資格取得講習は、2日にわたって行われ、
修了試験を含め、合計13時間の講習を受ける必要があります。
受講内容は、有機溶剤に関する基礎知識から、健康障害にかかわる予防措置まで、
有機溶剤を扱う上での講習と、労働安全衛生法に関連することまで幅は広いです。
需要の高い資格のため、月1のペースにて講習が行われております。
資格取得の条件は、ほとんどなく、18歳以上であれば誰でも取得可能です。
講習をしっかりと受ければ、基本的には受かる資格ですが、
不安な方は受講前に教材などで確認しておくと良いかと思います。
まとめ
簡易的に取得できる資格ではあるものの、資格取得後、作業内容は危険を伴うものとなります。
資格を取れば良いというわけではなく、作業者が安全に扱える環境や責任ある指導を日々心掛けることで、
安全に適切な仕事ができるかと思います。
CONTACT / 応募フォーム
|
|
---|---|
|
|