寮付き求人.com お役立ちコンテンツ その他お役立ちコンテンツ記事 有機溶剤作業主任者とは?取得方法や保有するメリット、活かせる仕事を紹介

有機溶剤作業主任者とは?取得方法や保有するメリット、活かせる仕事を紹介

2025年06月27日公開

一昔前と比べて、現在の働き方はよりいっそう多様化してきました。就職して1〜2年で転職をする方もいれば、正社員という形ではなく、派遣社員や契約社員のような形で働くことを選択する方もいます。

 

今回紹介する「有機溶剤作業主任者」という資格は、正社員でも派遣社員でも活躍できる資格です。では、そもそも有機溶剤作業主任者という資格はどのようなものなのでしょうか。

 

そもそも「有機溶剤」とは?

有機溶剤とは、有機化合物で作られている溶剤のことで、他の物質を溶かすときに使う液体のことを指します。規制の対象となる有機溶剤は、有機溶剤または有機溶剤含有物(有機溶剤と有機溶剤以外の物との混合物)で、有機溶剤の含有率が5%(重量パーセント)を超えるものです。

 

有機化合物とは、具体的にアルコールやベンゼン、ガソリンなどを指します。さまざまな職場で、塗装や洗浄、印刷などの作業に広く使用されている溶剤です。有機溶剤は常温では液体ですが、一般的に揮発性が高く、簡単に蒸気となってしまいます。

 

有機溶剤の危険性

有機溶剤が気体になると、さまざまな危険が生じるのです。気体となった有機溶剤は、作業者が呼吸することで体内に取り込まれたり、皮膚から油脂に溶けて吸収されたりすることがあります。

 

一旦体内に入ると、血液と一緒に全身に広がります。有機溶剤は水に溶けにくいため、汗や尿と一緒に排出されにくく、知らず知らずのうちに神経や脳に留まってしまうことがあるのです。

 

脳に留まると、慢性的な中毒状態となり、酔ったような感覚が生じます。集中力や判断力が低下し、無気力になることもあるでしょう。中枢神経系の症状としては、頭痛やめまい、手指の震えなどが現れることがあります。

 

そのため、有機溶剤の取り扱いには細心の注意が必要です。

 

危険物取扱者との違い

 

有機溶剤作業主任者と危険物取扱者の違いはなんでしょうか。

 

一見すると似ていますが、危険物取扱者の資格のみではできないこともあります。危険物取扱者は危険物を扱うための資格ですが、有機溶剤作業主任者は有機溶剤を安全に使用するための指導ができる資格です。

 

危険物取扱者の資格だけでは危険物に含まれる有機溶剤の取り扱いや安全の指導や監督はできません。

 

有機溶剤作業主任者の資格とは?

有機溶剤は、取り扱い方法を間違えると大きな事故に繋がります。

 

また、従業員の健康や命にかかわる危険性も大いにあります。

 

そのため有機溶剤作業主任者は、有機溶剤を扱う職場ではなくてはならない存在なのです。

 

有機溶剤を扱う職場では、有機溶剤作業主任者を必ず設置しなければなりません。

 

有機溶剤作業主任者の資格は、有機溶剤を取り扱う場合の作業方法や作業の指揮を行う責任者であると証明する資格です。

 

有機溶剤作業主任者の資格を取得する方法は?

では、どうすれば有機溶剤作業主任者の資格を取得できるのでしょうか。

 

有機溶剤作業者を取得するためには、各都道府県で開催されている講座を受講し、その後試験を受けなければいけません。

 

有機溶剤作業主任者の講習は、どのような形態で行われているのかは次の項で説明いたします。

 

有機溶剤作業者の試験概要

では、有機溶剤作業主任者の試験を受験するためには、具体的にどのようにすればいいのでしょうか。

 

試験を受験する前に、講座を受けなければなりません。

 

受験資格や日程、開催場所などについて説明します。

 

受講資格

有機溶剤作業主任者の講習は特別な受講資格はなく、満18歳以上であれば誰でも受験可能です。

 

多くの社会人の方が受講資格に該当するので、興味のある方は受講してみましょう。

 

受講場所

技能講習は、それぞれの地域にある労働基準協会連合などで受験できます。

 

たとえば、東京都の場合、公益社団法人東京労働基準協会連合会の本部や安全衛生研修センターで定期的に講習が開かれています。

 

各都道府県によって、どこで開かれているのかは異なるため、自分の受講したい地域の情報は必ず確認しましょう。

 

日程

技能講習が行われる具体的な日程は、地域によって異なります。

 

そのため受験する場所の開催日程を事前に確認しておく必要があります。

 

どの地域でも2日間連続で行われるため、受講を考えている日程の2日間は予定を空けておきましょう。

 

開催される地域によって具体的な開催時間は異なりますが、ある地域では下記の通りの時間で講習が行われます。

 

1日目 9:00〜16:20
2日目 9:00〜18:00

 

2日目は修了試験を含んだ時間となります。

 

朝から夕方までの講習ですが、2日間で終わるため集中して参加しましょう。

 

受講費用

講習の費用は地域や受験する場所で異なってきます。

 

およその費用は2日間で約10,000円〜14,000円です。

 

上記の価格にはテキスト代も含めた価格となります。

 

講習の内容

講習の内容は大きく5つに分かれます。

 

それぞれの内容と受講時間を記載いたします。

 

①健康障害およびその予防処置に関する知識 4時間
②保護具に関する知識 2時間
③作業環境の改善方法に関する知識 4時間
④関係法令 2時間
⑤修了試験 1時間

 

合計13時間の講習となり、2日間とも丸1日講習を受けることになるため注意しておきましょう。

 

難易度

有機溶剤作業主任者の修了試験は、講習をまじめに受験していれば、修了試験は難なく合格できるレベルです。

 

事前の準備や予習は必要ないレベルといわれていますので、それほど難しくないでしょう。2日間の講習をしっかりと受講し、合格できるようにしましょう。

 

有機溶剤作業主任者資格を取得するメリット2つ

有機溶剤作業主任者資格を取得すると、どのようなメリットが受けられるのでしょうか。大きく2つあると考えています。

 

①給料面で優遇される可能性がある
②転職や就職に有利

 

それぞれ詳しく説明します。

 

給料面で優遇される可能性がある

有機溶剤作業主任者という資格を保有しているだけで、給料が上がる可能性があります。

 

たとえば資格手当がついたり、基本給が上がったりすることもあるでしょう。

 

また、有機溶剤作業主任者にしかできない現場作業を実施した場合は、追加の日当が支払われる可能性もあります。

 

転職や就職に有利

有機溶剤作業主任者を保有しておけば、就職や転職で有利に働きます。

 

有機溶剤を扱う職場に就職をしたいと考えている方は、この資格を持っていれば、知識だけでなく、やる気もアピールできるでしょう。

 

また転職をする際も、実務経験だけでなく、正しい知識も兼ね備えていると判断され、転職市場で高く評価されます。

 

有機溶剤作業主任者が活かせる仕事

有機溶剤とは、アルコールやガソリンが含まれている溶剤です。

 

それらを扱う仕事といえば、自動車整備士や塗装工、化学工場の作業員などが当てはまります。

 

また、上記の職業と比べると有機溶剤を使用する頻度は多くないですが、クリーニング店や医薬品・香料の製造現場でも有機溶剤を取り扱う場合があるので、有機溶剤作業主任者の資格が活かせるでしょう。

 

有機溶剤を扱う職場では、有機溶剤作業主任者を取得しておくことで大きなメリットを受けられるでしょう。

 

有機溶剤作業主任者の仕事を探すなら寮付き求人.comを利用しよう!

有機溶剤作業主任者の資格を活かして働きたい方は、寮付き求人.comを利用しましょう。

 

寮付き求人.comでは、その名の通り寮付きの職場を紹介しているサイトです。

 

有機溶剤作業主任者の資格を活かせる仕事は、工場等が多く、寮が付いている職場も他業種と比べると多い傾向にあります。

 

また、寮付きの職場で働けると、家賃なども比較的安く住めるので、支出も抑えられるというメリットもあります。寮付き求人.comを利用して、有機溶剤作業主任者の仕事を探してみましょう。

 

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