紹介予定派遣について
2019年03月04日公開 2020年07月20日更新

意外と知られていない派遣のひとつに「紹介予定派遣」があります。「紹介予定…?」。はい、聞きなれないですよね。今回はこの紹介予定派遣についてご紹介します。普通の派遣と何が違うのか、どんな人が向いているのかなど詳しく説明しますよ。とくに、将来は企業の正社員として働きたい人にはピッタリの内容ですので、要チェックしてくださいね。
紹介予定派遣はどんな制度?
紹介予定派遣とは、派遣期間(最長6ヶ月)を終了したあと、本人と派遣先企業の双方合意のもと社員になる働き方のことです。紹介予定派遣は、一定期間「派遣」として働くことで、実際の仕事内容や職場を見極められます。また、自分だけでは出会えなかった企業が見つかり、転職活動にかかる時間や手間も省けます。
例えば、いきなり正社員として直接雇用された場合、職場の環境や仕事内容、人間関係などわからないまま入社することになってしまいます。だから、「入社したら話と違った」なんてこともしばしば…。企業側もそれは同じで、できるだけ会社に合った人に働いてもらわないと、また採用活動から始めなくてはならなくなります。
紹介予定派遣なら、お互いが納得した上で正社員になれるので、とっても合理的で安心感があります。リスクを少なくして直接雇用の機会も増やせます。派遣社員という“ちょっとお試し”をしてから、正社員になるミスマッチが起きにくい雇用制度なんです。
紹介予定派遣のメリット
メリットは大きくわけて3つあります。ひとつは、実際に働いて現場をみて、会社や仕事との相性を確認できること。自分の希望に合っている仕事かどうかも判断できます。もっといえば、自分の適性も考えるチャンスになります。「好きだからこの仕事を選んだけれど、やってみたら向いてなかった」でもOKなんです。正社員になる前に良くも悪くも“わかってよかった”って思えるのが紹介予定派遣のいいところです。
二つ目は、あいだに派遣会社が入って交渉や調整等の役割をしてくれること。自分で転職活動をする場合、企業との労働条件の交渉はやりにくいですよね。でも、紹介予定派遣なら派遣会社が代行してくれます。企業側も、派遣会社が入ることで即戦力になる人を確保できるので、教育コストを削減できるというメリットがあります。
三つ目は、正社員で入社するのが難しい求人に出会える点です。すでに派遣会社と取引のある企業や上場企業からの案件に出会えて、有意義な転職活動ができますよ。
紹介予定派遣はハードルが高い?
紹介予定派遣の採用は、通常の派遣とは違います。例えば、通常の派遣社員は、派遣前に派遣先の企業と事前面談することは禁止されています。しかし、紹介予定派遣の場合は、派遣前に派遣先の企業から履歴書の確認や事前面談が行なわれます。自分で正社員の転職活動をしてるのと同じ感覚ですよね。ただし、一般的な正社員採用よりは面接回数が少ないので、その点では紹介予定派遣はハードルが低いといえます。
紹介予定派遣で働くと必ず社員になれるかというと、そうではありません。派遣先企業の判断で不採用になる場合もあります。逆に、派遣社員の方から就職を希望せず、お断りすることもできます。
自分のスキルを確認できる紹介予定派遣はよい働き方のひとつです。また、自分の頑張り次第で可能性も広がります。将来は正社員になりたいと考えている人は、紹介予定派遣の求人からチェックをするといいですよ。
まとめ
最近は、人手不足から紹介予定派遣の件数も軒並み増えている状況です。でも、まだまだ「え?将来こんな大手の正社員になれるチャンスがあるんだ!」と驚く人も多いくらい知られていないのが紹介予定派遣でもあります。正社員を目指したいけど経験が浅い場合や未経験でスキルが不安という人には、寮付き求人.comがしっかりサポートしますので、安心して紹介予定派遣にチャレンジしてください。
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