派遣社員が高時給である理由

2019年03月20日公開

「工場派遣は稼げるって聞くけど、本当かな？」と思っている方に、今回は、派遣がなぜ高時給なのかについて理由を説明します。これがわかれば、きっと「工場派遣もいいな」と思ってもらえるはず。アルバイトやパートより、働きやすくて安定している工場派遣の世界。収入として具体的にどれくらいの差がでるかも紹介しますよ。

アルバイトよりも高時給！

早速、時給と収入の差からみていきましょう。例えば、アルバイトと派遣の時給差ですが、平均して200～300円あります。高いと500円以上の場合も。この差の理由は、あとで述べるとして、8時間勤務した場合1日の差額は4000円。ひとつき20日で計算した場合、月収で8万円の差がつくことになります。これでもアルバイトの方がいいと思いますか？

さらに、アルバイトやパートは仕事の範囲や作業内容がどこまでか明確でない場合がほとんど。気づいたらいろんなことをやらされていたり、正社員並みに責任を負って働いている場合もあります。サービス残業や付き合いから帰れなかったり、シフトの関係で急に出勤をお願いされることもあります。たとえ高時給だとしても、不自由な思いが付きまとうアルバイトを、稼げるといえるのか少し疑問ですよね。

派遣の雇用主は派遣会社。自分が資格取得をした時は、その価値を派遣先企業に認めてもらえるよう交渉してくれます。その結果、時給があがって収入が増えることもあります。スキルアップやキャリアアップが見込めるのはアルバイトより派遣といえるでしょう。

高時給の理由は？

企業が人を雇う時にかかるコストは膨大です。まず人材募集のための広告費は結構なお金がかかります。もし仮に1回の広告で人が集まらなければ、何度も募集を出す必要性が出てきます。ほかにも、大量に人を雇う場合、面接から採用までかなりの時間と手間がかかります。会社の人事や総務の仕事量が増えるのは目に見えています。また、実際に雇うと社会保険への加入が必要となりコストがかかります。これらをすべて、派遣会社がかわりに行なうことで企業は莫大な負担を減らすことができるのです。

よく勘違いされることですが、派遣社員の給与は、雇用主である派遣会社から支払われます。派遣先企業から支払われているのではありません。企業は経費として派遣会社に料金を払っています。派遣会社はそこから決められたたマージンを受け取り、その他を派遣社員の給与として支払っています。企業の負担を減らすことで得た利益を、派遣社員に還元できるので高時給が実現できます。

工場派遣は売り手市場

現在、工場派遣は売り手市場。つまり、選べる仕事がたくさんある状態です。背景には、人口減少による人手不足や、企業の業績アップによるところでもありますが、働く側からしても、働きやすさと休みの取りやすさ、収入の安定と高収入から工場派遣を希望する人が増えています。

また、いずれは工場系の正社員を目指したい人にもチャンスです。派遣のメリットとして、大手企業で働ける点があります。面接は派遣会社とするので、企業採用のハードルと比べれば低いといえます。そこで、まずは大手企業で派遣として働き、自分にあっているかを確かめながら正社員登用のチャンスをうかがうことができます。最近では、6ヶ月後は正社員として働くことが見込める紹介予定派遣の案件も増えています。紹介予定派遣は派遣社員と企業の双方が６ヶ月間の“お試し期間”を設けられる制度なので、例えば職場の雰囲気やイメージ、作業内容が自分に合わなければ、正社員へのステップを断ることもできます。

まとめ

今、まだあなたがアルバイトなら、続ける限り収入の差はひらくばかりです。寮付き求人.comは選べる仕事が豊富にあります。ますは話だけでも聞いてみたいという方は、ぜひお気軽にお電話ください。