ニートの脱出に派遣会社はおすすめ?面接に受かるコツも紹介
2022年04月28日公開 2022年05月31日更新

目次
「ニートから脱出したいとは思っているが、どうすれば就職できるのかわからない」
このような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
また、「そもそもニートでも派遣に登録できるの?」「登録してもどうせ不採用になるんでしょ」と思う方も多いはず。
そこでこの記事では、ニートでも派遣会社に登録できるのかについて解説し、面接のコツなどについても解説していきます。
ニートでも派遣会社に登録することはできる?
結論からいうと、ニートでも派遣会社に登録することは可能です。
派遣会社から断られるケースもゼロではありませんが、働く意欲があれば問題ないでしょう。
派遣会社ではスキルや職歴がなくても登録できる可能性が高いため、勤務経験がないニートの方でも派遣登録は可能です。
派遣会社ではスキルや経験不問の求人も多くあるため、たとえニートの方でも仕事を紹介してもらえるでしょう。
派遣会社はニートを受け入れてくれる
派遣会社の担当者はこれまでも多くのニートの方々を就職へと導いています。
そのため、ニートだからという理由で追い返されるようなことはありません。
「ニートであることを引け目に感じてなかなか行動に移せない」そんな方はまず、派遣登録だけでも行ってみましょう。
派遣登録をすることは、ニート脱出のための第一歩となります。
派遣の仕事はどのような仕事がある?
派遣の仕事と一口にいっても、業界や職種、業務はさまざまです。
ではいったい、豊富にある仕事の中でニートにもおすすめの職種とはどのような職種なのでしょうか。
まず、大前提としてニートの方が仕事を選ぶ際に意識することは、需要の高い職種を選ぶことです。
需要が高い職種とはつまり、人手が不足している職種です。
人手が不足している職種では、積極的に採用を行っているため、スキルや職歴のないニートの方でも採用してもらえる可能性が高い職種といえます。
反対に、人気があり応募数の多い職種であると、それに伴って高いスキルや職歴が必要となります。
ニートを脱出するためには、狭き門を選ばず、需要の高い職種を選ぶことがおすすめです。
それでは需要が高く、かつニートの方でも働きやすい職種を紹介していきます。
働きやすい職種① 工場勤務
ニートの方の中には「人と話すのが苦手」「あまり人と関わらずに仕事がしたい」と思っている方も多いはず。
そんな方におすすめなのが工場勤務です。
工場勤務では黙々と作業することが基本的に多いため、人と接するのが苦手なニートの方にとっては働きやすい職場だと言えるでしょう。
働きやすい職種② 倉庫作業員
倉庫作業員も工場勤務と同様に、人との関わりが少ない職場です。
そのため、人と関わるのが苦手なニートの方におすすめの職種といえます。
基本的に単純で簡単な作業がメインのため、特別なスキルや経験は必要ありません。
これまで働いた経験がなく、「自分みたいなニートでも仕事ができるかな?」と不安に思っている方にも挑戦しやすい職種といえるでしょう。
働きやすい職種③ 建築業界
建築業界は、これから手に職をつけたいニートの方におすすめです。
近年、建築業界では職人の高齢化が問題となっています。
若い層の職人育成のため、ニートの方でも年齢が若い場合は採用されやすいでしょう。
しっかりと現場で経験を積んでいけば職人にもなれるため、将来性の高い職種と言えるでしょう。
派遣社員と正社員どちらがおすすめ?
結論からいうと、ニートの方には派遣社員がおすすめです。
正社員はもともと採用の受け皿が小さいため、選考が厳しくなっています。
ライバルがたくさんいる中でスキルや職歴のない方を採用してもらうのは難しいでしょう。
また、正社員を目指す場合、自分で仕事を探すところから始まり、履歴書の作成や面接の対策などをひとりでしなくてはいけません。
それに比べて派遣であれば、職歴やスキルがなくても仕事を紹介してもらうことができ、採用までのサポートも受けられるので、正社員を目指すよりもハードルは低めです。
ニートの方は、まずは働くことが目的なので、正社員よりも採用のハードルが低い派遣社員がおすすめです。
派遣会社のメリット
それでは派遣社員のメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
それぞれ紹介していきます。
メリット① 社会人経験が無くても働ける
派遣会社が紹介する求人には、社会人経験が不要の仕事も多数あります。
これまで働いたことがないニートの方でも、条件にマッチしていれば働くことが可能です。
メリット② 派遣会社がサポートしてくれる
派遣先の企業とトラブルなどが発生した場合、派遣会社に相談できます。
派遣会社が企業との間に入りサポートしてくれるため、働きやすい環境を整えてくれる点もメリットといえるでしょう。
メリット③ 残業が少ない
派遣社員であれば、勤務内容や勤務日数、勤務時間は雇用契約で決められているため、残業や急な休日出勤をさせられることは原則ありません。
メリット④ スキルを身につけられる
正社員では入社が難しいとされている会社や職種でも、派遣社員として勤務することで経験やスキルを身につけられます。
身につけた経験やスキルで正社員を目指していくことも可能ですので、まずは派遣社員を目指しましょう。
メリット⑤ 時給が高い
派遣社員の時給はパートやアルバイトと比較すると高いケースが多いです。
スキルなどが無い場合は、最初は時給が低いケースもありますが、徐々にスキルアップしていくことで高時給を目指せます。
派遣会社の注意点
ただどうしてもメリットだけではなく、派遣社員を選ぶ際に認識しておいていただきたい注意点もあります。
ここからは派遣会社の注意点についても紹介していきます。
注意点① 雇用が不安定
派遣社員は、同じ派遣先で働ける期間が最長3年と決められています。
3年経つと基本的には、別の派遣先で働く必要があるため、1からのスタートとなってしまうかもしれません。
また、契約期間終了ごとに”契約更新となるか契約終了になるか”が決まるため、雇用が安定しない点は認識しておきましょう。
ただ、最近では無期雇用派遣で勤務できる勤務形態もあります。
派遣会社によって無期雇用派遣で勤務できる人の条件などが違ってくるため、興味のある方は事前に確認しておきましょう。
注意点② ボーナスや退職金がでないケースがある
派遣社員ではボーナスや退職金がでないケースがほとんどです。
中にはボーナスを出してくれるケースもありますが、やはり少なめ。
そのため正社員と比べるとどうしても年収は低めになってしまうでしょう。
ただ、当サイト(寮付き求人.com)では、ボーナスと退職金制度を導入しています。
条件はありますが、一度制度など確認したいという方は、お気軽にご相談ください。
注意点③ 収入が安定しない
派遣社員は働いたら働いた分だけ給与が支給されます。
大型連休や年末年始など、出勤日が少ない月は収入が少なくなってしまうでしょう。
注意点④ 交通費が支給されないケースが多い
派遣社員の場合、交通費が支給されないケースも多いです。
交通費を補うために、時給が高めに設定されていることもありますが、勤務地までの距離が遠ければ実質の手取りが少なくなってしまいます。
そのため、自宅に近い職場を選ぶなど、交通費への配慮が必要となるでしょう。
また、派遣会社によっては勤務場所まで送迎バスを用意している場合もあります。
登録をしようとしている派遣会社にそのような制度があるのかも、事前に確認しておきましょう。寮付き求人.comでは、交通費支給可能ですので、お問い合わせください。
注意点⑤ 派遣会社によって待遇が違う
同じ派遣社員であっても、派遣会社によって福利厚生などの制度が異なるため、待遇がまちまちになってしまうことも少なくありません。
派遣社員の場合、派遣会社選びも大切なポイントになります。
ただ、無期雇用派遣やボーナス、退職金が発生する派遣会社もありますので、派遣会社を選ぶ際は、一度お問い合わせをしてみてください。
ニートに対し面接でよく聞かれること
では、ここからはニートの方でも面接を突破できるよう、よく聞かれる質問を紹介していきます。
空白期間について
ニート期間に何をしていたかは、必ずといってもよいほどよく聞かれる質問です。
しかし、ニート期間に何をしていたかと聞かれても、回答に困る方も多いはず。
「何もしていなかった」と答えるのはもちろん印象はよくありません。
しかし、嘘をつくのは絶対にNGです。
空白期間から”何を学び次はどうしていきたいか”という、仕事に対する前向きな姿勢をアピールしましょう。
ニートになってしまった理由
なぜニートになってしまったのかは、面接官が一番気になるポイントでもあります。
そしてニートの方にとっては、一番答えたくない苦手な質問でもありますよね。
回答する際は、ニートになってしまった正直な理由を誤魔化さずに話すことが大切です。
その際、なるべくネガティブな言葉を使わずに、ポジティブな言葉に変換するだけでも印象は変わるので意識してみましょう。
なぜまた働きたいのか
なぜまた働こうと思ったのか、という質問に対する回答は1番力を入れてアピールできる質問です。
働きたいという熱意を面接官にアピールすることで、空白期間やニートになってしまった原因など、マイナスな要素をカバーできます。
過去のことよりも「これから会社に入ってどれだけ仕事を頑張ってくれるのか」が採用において1番大切なポイントになりますので、精一杯自己PRを行いましょう。
派遣会社の面接に受からない原因と対策
ただ、どれだけ面接を頑張っても受からないケースもあるでしょう。
ここからは、面接に受からない原因と対策について解説します。
原因① 身だしなみが整っていない
面接で一番大切なのは第一印象です。
初対面の相手の第一印象は「3〜5秒で決まる」と言われているため、ひと目で決まるといっても過言ではないでしょう。
だらしない身だしなみをしていれば、そのまま、だらしない人だと思われてしまうかもしれません。
また、第一印象に引きずられ、その人の評価がゆがめられてしまう可能性もあります。
つまり、質問に対する回答が良かったとしても、最初の印象が悪いせいで不採用になってしまうかもしれないのです。
話の内容ももちろん大切ですが、面接で好印象を与えるためには、身だしなみを整えることが重要です。
・派手な髪色を避け、ボサボサの髪の毛を整える
・派手なネイルはしていかない
・清潔感のある服装でいく
など最低限のマナーを守りましょう。
原因② コミュニケーション能力が低い
面接で暗い印象を与えたり、質問されたことに対して何も答えられないと、コミュニケーション能力が低いと思われ不採用になるケースも多いです。
派遣社員は、派遣先の正社員の方たちに混じり、一緒に仕事をこなします。
社員の方に仕事面での教育をしてもらったり、仕事の指示をいただいたりすることが多いので、ある程度職場に馴染めていないと仕事にも支障をきたしてしまいます。
また、職場に全く馴染めず孤立してしまう人がいると、職場全体の雰囲気にも影響してしまうかもしれませんよね。
つまり、著しくコミュニケーション能力が低いと、採用に影響が出る可能性もあるのです。
いきなり「コミュニケーション能力を高めろ」と言われても、できないのは当然です。
そのため、”コミュニケーション能力の高い人”を目指すのではなく、”コミュニケーション能力に問題のない人”を目指すのがポイントです。
具体的には、
・ハキハキ話す
・明るい声で話す
・笑顔を見せる
・相手の目を見て話す、聞く
・おどおどせず自信を持つ
これらを意識するだけでも印象は大きく変わってきます。
うまくできなくても、意識していれば面接官にも努力は伝わり、与える印象は良くなります。
原因③ 遅刻、ドタキャンする
面接に遅刻をすると、社会人として最低限のマナーも守れない人だと思われてしまいます。
ドタキャンなんてもってのほかです。ギリギリでのキャンセルはやめましょう。
いくら人手不足に悩んでいる職種でも、社会人として最低限のマナーを守れない人を採用するわけにはいきません。
「遅刻やドタキャンをしないなんて余裕」と思う方もいるかもしれませんが、長期間ニート生活を送っていると、生活が不規則になっていることも考えられます。
そのため、寝坊をしてしまう可能性もゼロではないでしょう。
面接の日に、そのようなミスをしないためにも、普段から規則正しい生活を心掛けておくことが重要です。
原因④ ミスマッチ
自分が派遣先の企業に求めている条件と、企業が自分に求めている条件がマッチしていないと不採用になってしまうケースもあります。
例えば、自分はコツコツと一人で仕事をしたいと考えていても、企業はチームの人と連携して働ける人材を求めている場合、ミスマッチが生じてしまいます。
これはわかりやすくした極端な例ですが、小さな要望の違いや認識の違いがあると、採用してもうまくいかない可能性が高いため、その分、不採用になる可能性も上がるかもしれません。
派遣先の企業で求められているものが、自分にはできないと判断したら、後から苦労しないためにも他の派遣先を探すことも必要です。
派遣先とミスマッチになってしまう原因は派遣先企業の情報収集不足が考えられます。
企業のホームページを見ると、企業理念や求めている人物像が見えてきます。
また、ホームページから、雰囲気や社風なども見えてくる可能性があるため、事前に調査をすることで大幅なミスマッチを防ぐ対策になるでしょう。
面接が怖いからといって履歴書の詐称はNG!履歴書を書く際のポイント
就職をするためには、履歴書の作成も重要です。
ここからは、履歴書を作成するポイントを紹介します。
嘘の情報を書かない
履歴書を作成する際、ニートで自信がないと誇張表現や嘘の情報を書きたくなってしまうこともあります。
しかし、履歴書に嘘を書くのは絶対にやめましょう。
嘘だとバレた場合、契約取り消しなどにつながる可能性もゼロではありません。
自己PRで補う
職歴やスキルなど、アピールするものが無い人ほど、自己PRに力をいれ自分自身をPRしましょう。
その際、企業がどんな人物を求めているのかを調べ、適切なアピールをする必要があります。
自己PRしたポイントが、求められている人物像とかけ離れていては、せっかくのアピールもマイナス要素になってしまう可能性があるので注意しましょう。
志望動機
志望動機を書く際のポイントは、自分本位な内容にしないことです。
例えば、仕事が簡単そう、休日が多い、残業が少ない、などといった志望動機では仕事に対する熱意は伝わってきません。
志望動機を書く際には、企業のホームページで事業内容や企業理念などをチェックし、自分が共感したり興味をもったことを志望動機にすると好印象につながります。
派遣会社に登録するにはどうすればいい?
ここでは、派遣会社に登録するための3つの方法を紹介していきます。
派遣会社へ行って登録する
派遣会社に直接行き、派遣登録をします。
これは昔からある1番スタンダードな方法です。
担当のコーディネーターの方と直接お話ができるので、自分のことをよく知ってもらえるでしょう。
また、派遣会社の雰囲気もつかめるので、自分にあっている派遣会社なのか、最低限見極めることが可能です。
オンライン登録
直接派遣会社に行くことなく、自宅にいながら派遣登録ができる方法です。
派遣会社の求人サイトなどでよく目にする「来社不要」とはオンライン登録のことを指します。
最近では、Web上で基本情報を入力した後、電話やオンライン面談を通して派遣登録を行う会社も多くなっています。
自宅にいながらパソコンやスマホ一つで簡単に登録ができるのがメリットです。
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