フリーターから派遣社員になることは可能?派遣社員の魅力も紹介!
2022年06月03日公開

目次
現在、フリーターとして働いている方の中には、今後派遣社員として働いていくことを考えている方もいるかと思います。
この記事では、フリーターから派遣社員になって働くためにはどうしたらよいのかや、どのようなプロセスが必要なのかについて解説します。
また、フリーターと派遣社員の働き方の違いや利点なども紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
フリーターから派遣社員になることはできる!
フリーターでも派遣社員になれるのかな?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?
結論からいうと、フリーターから派遣社員になることは可能です!
とくに若い人ほど、チャンスは多くあるでしょう。
派遣先の業種には工場での製造や軽作業など、特別な知識やスキル、経験がなくてもできるものも多くあります。
また、企業によっては、未経験者を採用しているところもあるでしょう。
ぜひ、自分に合った業種や職種を選んで、派遣社員へのチャレンジをしてみてください。
ただ、いきなり専門スキルがあるような業種は難しいかもしれない
フリーターから派遣社員にはもちろんなれますが、専門的な知識やスキルが必要とされる職種だと、すぐには働けないかもしれません。
とくに、未経験だったり必要なスキルを持っていなかったりする場合は、派遣会社からその業種の仕事を紹介してもらえる可能性は低いでしょう。
しかし、働きながら専門的なスキルを身に付けられる業種もあります。
フリーターをしながら専門的な勉強をするという方法もありますので、諦めずにチャレンジしてみましょう。
資格取得できる派遣会社もある
派遣会社の中には、資格の取得をサポートしてくれる会社もあります。
資格取得後に奨励金がもらえたり、無料のeラーニングが受けられたりする派遣会社もありますので、積極的に活用してみてください。
当サイトを管理している都工業でも、資格取得のサポートを行っておりますので、ご興味のある方はご気軽にご相談くださいね。
派遣社員とフリーターの違いとは?
派遣社員とフリーターでは、非正社員という立場は同じですが、それぞれの特徴を比べると、次のような違いがあります。
・雇用形態
・保険や福利厚生の差
・仕事の見つけやすさ
・給料面
・勤務時間
一つひとつ、詳しく紹介していきます。
違い① 雇用形態が違う
まず、派遣社員とフリーターでは、雇用形態に違いがあります。
派遣社員は間接雇用なので派遣会社が雇用主なのに対し、フリーターは直接雇用で、勤務先の企業が雇用主です。
また、派遣社員は派遣会社と有期雇用契約を結び、派遣先の企業に出向し勤務を行いますが、フリーターは直接雇用のため、雇用主となる企業で勤務を行います。
それだけでなく、派遣社員の場合、勤務内容や勤務時間についての交渉を派遣会社の担当者が行ってくれます。
実際に働いてから職場の環境や労働条件が希望と合わなかった場合などでも、派遣会社の担当者は相談に乗ってくれるため、心強い存在となるでしょう。
違い② 保険や福利厚生に違いがある
派遣会社は、社会保険や福利厚生が適用されていることが多く、国で定められた最低賃金も厳守されています。
それに対し、フリーターの場合は、社会保険や福利厚生が適用されないこともあるため、福利厚生などの面でも違いがあるでしょう。
ただ、福利厚生の適用などについては、企業によっても変わってくるため、派遣会社を選ぶ際に、保険や福利厚生がどのようになっているのか確認しておくことが大切です。
違い③ 仕事の見つけやすさに違いがある
派遣社員は派遣会社の担当者が仕事を探し、仕事を紹介してもらえるのに対し、フリーターは求人誌や求人サイトなどで、自分で仕事を探さなくてはなりません。
そのため、仕事を探すところから面接まで、すべて自分一人で行わなければいけないため、就職するまでの労力がかかります。
派遣社員であれば、派遣会社から紹介してもらった仕事の中から勤務先を選べばよいだけですし、労力のかかる仕事探しを派遣会社にやってもらえます。
そのため、次の仕事に就くまでの時間短縮が可能です。
違い④ 給料面にも違いがある
派遣社員もフリーターも給料は時給制のことが多いですが、その額には違いがあります。
某求人情報サイトの2021年3月のデータによると、大都市圏のフリーターの時給の相場は約1,083円に対し、事務職の派遣職員の時給の相場は約1,719円です。
職種にもよりますが、約1.5〜2倍近く派遣社員の時給の方が高くなります。
年収にすると、フリーターの相場は約175万円、派遣社員の相場は約380万円という結果です。
もちろん専門のスキルがあれば、より時給を上げられるかもしれません。
上記で紹介している通り、資格の取得をサポートしてくれる派遣会社もありますので、サポートしてもらいながらスキルアップを目指し、時給アップを目指すのもおすすめです。
違い⑤ 勤務時間も違う
派遣社員は、基本的に毎日の勤務時間が決まっておりフルタイムで働くことが一般的のため、1日の拘束時間はフリーターに比べると長くなります。
ただ、残業や休日出勤などは基本的にありませんので、プライベートの時間を大切にしながら勤務できます。
それに対して、フリーターは勤務時間が短いですが、日によって勤務時間が変わる場合も多くあるため、拘束時間は短くとも自由度は高いとは言えません。
また、勤務時間が短いフリーターでは収入面でも不安が残るでしょう。
勤務時間だけで考えると、フリーターの方がよいと感じる人もいるかもしれませんが、生活のしやすさや、収入面なども考慮し、比較することが重要です。
フリーターを続けるとこの先どうなる?
現在、フリーターをしている人は、このままこの先もフリーターを続けていった先にはどのような未来が待っているのでしょうか?
考えられる未来としては、次のようなことが考えられます。
・社会的信用を得にくい
・年数がたつに連れ、就職が難しくなる
・スキルが身につきづらい
・年金の受給金額が派遣社員に比べ少なくなる
一つひとつ解説していきます。
社会的信用を得にくい
フリーターの方も、もちろんきちんとアルバイトなどをして働いているのですが、どうしても社会的な信用を得るのは難しいといえます。
とくに、クレジットカードなどの金融関係の審査や、アパートを借りる際の不動産の審査などが通りにくいこともあるでしょう。
また、アルバイトの経験は職歴としても評価されにくく、今後、正社員などの面接を受ける場合、経験を生かせない可能性もゼロではありません。
年数がたつに連れ就職が難しくなる
企業に縛られることなく、時間的な拘束が少ないフリーターに魅力を感じる人もいるでしょう。
また、自分の夢に挑戦するため、時間の確保がしやすいフリーター生活を選択している人もいるかもしれません。
しかし、このままフリーターを長く続けて、年齢を重ねていくと、就職活動に影響を及ぼす可能性があります。
どうしても、20代など年齢が低い方を求めている求人数は多く、30代を越えるにつれて徐々に求人数は減少していきます。
とくに40代、50代となると即戦力となる人材が求められる傾向にあるため、未経験の職種だといきなり正社員になることは難しいかもしれません。
また、面接や書類審査の際にも、フリーター生活が長かったり、正社員の経験がなかったりする場合は、マイナスの印象を与えてしまうこともあり得ます。
そのため、フリーター期間が長くなるにつれて、就職難易度は上がっていくでしょう。
スキルが身につきづらい
フリーターとして働いた場合の業務内容は、比較的シンプルで業務範囲も限定されていることが多いため、専門的な知識や高度なスキルを習得することは難しいといえます。
研修や資格取得のための支援制度なども、正社員や派遣社員に限定されることが多いため、スキルアップの機会も少ないといえるでしょう。
そのため、就職に役立つスキルや強みといったものを身につけづらく、希望する職種に就職できないという事態に陥ってしまう可能性も考えられます。
しっかりとスキルなどを身につけたい場合は、派遣社員や正社員を選択し、業務を行うことがおすすめです。
年金の受給金額が派遣社員に比べ少なくなる
厚生年金には正社員や派遣社員が加入できますが、フリーターの方は加入できないケースが多いため国民年金となります。
厚生年金と国民年金の受給額は厚生労働省と日本年金機構のデータによると、下記の通りです。
・厚生年金:約14万5千円
・国民年金:約6万5千円
厚生年金には、国民年金の分の受給額も含まれているため、国民年金だけの場合よりも受給額は大きくなり、トータルの金額で比べると大きな差があります。
フリーターでも、一定の条件に当てはまると厚生年金への加入が可能な場合もあります。
しかし、ほとんどのフリーターの方は厚生年金に加入できないケースに該当するでしょう。
将来を考えると、国民年金のみでは生活が苦しくなることが予想され、60代、70代になってもアルバイト生活から抜け出せないことになりかねません。
また、中には、年金を払っても将来もらえるかどうかわからないという理由や、手続きなどが面倒だという理由で年金を払わないフリーターの方もいるかもしれません。
当然ですが、年金を払わなければ受給額は0円です。
そうならないためにも、年金の支払いは大事ですが、もらえる受給額に差があることは認識しておきましょう。
派遣社員の魅力とは?
フリーターよりも派遣社員の方が、多くの面でメリットがあるように感じてきた人も多いと思います。
それでは、具体的に派遣社員の魅力にはどのようなものがあるのでしょうか。
考えられる魅力は下記の通りです。
・自分のライフスタイルに合わせた働き方ができる
・さまざまな職場で経験が詰める
・仕事が見つけやすく要望が通りやすい
・正社員よりも給与が高いケースもある
・派遣会社からのサポートが手厚い
それぞれ解説していきます。
魅力① 自分のライフスタイルに合わせた働き方ができる
派遣社員の働き方には、「長期派遣勤務」と「短期派遣勤務」があります。
長期で働けば、社会保険の加入や有休の取得、収入の安定といったメリットがあるため、長期で働く人が多いです。
しかし、短期で働きながら、空いた期間を留学や旅行など自分の趣味やスキルアップに充てることもできます。
短期よりも短い単発派遣という勤務形態もありますので、自分のライフスタイルに合わせた期間を選択し勤務できる点は派遣社員の魅力でしょう。
また、上記でも解説している通り、派遣社員の場合、残業はほとんどありません。
そのため、終業後のプライベートの時間を有意義に過ごせますし、家庭を持っている人だと家族の時間を大切にしながら働けるでしょう。
魅力② さまざまな職場で経験が積める
派遣社員はさまざまな職場に派遣されるので、それぞれの経験からスキルアップが可能です。
一つの企業や職種に長く勤めると、なかなか他社の情報などは入ってきません。
そのため、勤務先の企業内で活用できるスキルは保有できますが、転職するとなった場合に活かせないスキルなどもあるでしょう。
それに対し、派遣社員であれば、大手の企業からベンチャー企業までさまざまな職場や職種を体験し、経験や実績を積めます。
同じ職種だとしても、企業ごとに働き方や環境は異なるため、よりスキルの向上が期待できるでしょう。
魅力③ 仕事を見つけやすく要望が通りやすい
仕事探しを行う際、派遣社員であれば、自分のこれまでのキャリアや経験、スキルを生かした職場を見つけられるように派遣会社にサポートしてもらえます。
そのため、希望やスキルに合った職場を見つけやすいのも魅力です。
また、正社員の場合だと、仕事上の悩みや不安などの困りごとがあった場合、直属の上司に相談しづらい可能性があります。
しかし、派遣社員であれば派遣会社の担当者に相談することが可能です。
相談しやすいよう定期的に、派遣会社の担当者から連絡がくることもありますので、安心してサポートしてもらえるでしょう。
また、派遣期間が終了した後も、派遣会社が新しい派遣先との間に入り、仕事を探してもらえる点も安心です。
魅力④ 正社員よりも給与が高いケースもある
正社員と派遣社員の給料を比較した場合、時給に換算すると派遣社員の方が正社員よりも高い給料をもらっているというケースもあります。
また、派遣社員は正社員のようにまとまった形でボーナスが支給されることはあまりありません。
しかし、時給の中に、ボーナスや交通費などを含めた金額が上乗せされているケースがあります。
そのため、時給額が正社員よりも多くなることがあるのです。
また、派遣社員であれば、サービス残業や休日出勤などもありませんので、労働に対しての正当な報酬を受け取れる環境が整っているとも言えます。
もちろん職種によって時給額などは変動しますが、正社員と派遣社員ではそれほど大きな差がないという点は認識しておきましょう。
魅力⑤ 派遣会社のサポートが手厚い
派遣先で何かトラブルがあった場合、派遣会社が間に入って対応してくれます。
派遣社員は、派遣会社が雇用主になるので、派遣先の企業と定期的に状況を確認し、業務に関する相談に乗ってもらえるなどのサポートも受けられるでしょう。
また、寮を保有している派遣会社も多く、賃貸などを借りる場合と比較すると、費用を抑えて生活することも可能です。
住む場所に困っている人にとっては、住む場所と仕事の2つの問題が同時に解決できるので、一石二鳥といえるでしょう。
フリーターから派遣社員を目指すなら寮付き求人.comを活用しよう!
以上、派遣社員とフリーターの違いや派遣社員のメリットなどを紹介してきましたが、ここまでで述べたように、フリーターから派遣社員になることは十分可能です。
また、派遣社員になることでさまざまなメリットを得られるでしょう。
そのため、派遣会社に登録し仕事を探したいとお考えの方は、ぜひ「寮付き求人.com」を利用して、自分に合った寮付きの仕事を探してみてください。
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