ニート脱却をめざすならアルバイトより派遣社員が良い理由
2021年08月23日公開

目次
日本では15~34歳までを「ニート=若年無業者」と呼んでいますが、35歳以上の中高年ニートも年々増えています。ニートから脱却する(=社会に出る)には若いほどいいのは間違いありませんが、あなたが何歳であれ、今より若くはなれません。だから働こうと思ったら、今すぐ行動することです。
まず派遣会社に登録するといいでしょう。新しいスタートのためには派遣社員として働くのが最適な道です。
給与や待遇で差別されることはない
仕事を始めるには不安の払拭が先決
「これから仕事に就いてうまくいくのだろうか?」
「自分はちゃんと務まるのだろうか?」
さまざまな理由・事情からニートになり、社会に出るのが遅れてしまった人の多くはそんな心配を抱えています。
仕事を始めるには、まずそうした不安・心配をできるだけ払拭する必要があります。しかしアルバイトだと基本的に自分一人で新しい環境に入っていかなくはなりません。いくら求人票に「未経験OK」と書いてあっても、ニートであることがわかったら採用されないのではないか。そんな不安を抱くのは当然です。
また、採用されたとしても職場で差別的な扱いを受けるのではないかなど、不安は次々と湧いてきます。
ニートに理解のある派遣会社
派遣社員のメリットは、そうしたプレッシャーが小さくて済むことです。
ニートの人たちを大勢受け入れてきた派遣会社は理解があります。履歴書を持って面接に来た人の「働きたい」という気持ちを素直に受け入れてくれます。ニートだからと最初から不信感を抱いたり、給与面や待遇面(有給休暇や社会保障など)で差別的な扱いを受けることはありません。
給与はアルバイトに比べて高め
給与は基本的に時給です。経験もスキルもないのですから高給は望めないものの、ニートだったことで他のアルバイトや派遣社員より低くされるとか、まともな待遇が受けられないといったことはあり得ません。
給与の額は一般的なアルバイトに比べてむしろ高めに設定されるケースが多くなっています。生活費はもちとん、趣味も楽しめますし、自己投資もできます。
派遣会社の面接は優しい
事前に相談も可能
基本的に派遣会社はニートの人に優しく、面接もそんなに緊張する必要はありません
面接の前にオンラインで相談に乗ってくれるところもあります。いきなり行くのが不安な人は、事前にどんな職場があるのか、どんな人が登録して働いているのか調べたり、いろいろ聴いてみるのもいいかもしれません。
服装と履歴書
面接のときの服装は普段着で大丈夫ですが、清潔感のある服装をしましょう。出かける前は鏡の前でチェックです。寝ぐせのついた髪は直し、無精ひげは剃って行きましょう。だらしのない印象を与えること、そして断りなく時間に遅れることは厳禁です。
履歴書は市販のもので構わないので、きちんと黒ペンで必要事項を書き入れ、封筒に入れて持参しましょう。封筒に入れるだけできちっと感が相手に伝わります。
面接のポイントは一つだけ
面接時の最も重要なポイントは一つだけ。それは「自分のことを正直に話す」です。
履歴書には学校を卒業(中退)してから、あるいは前の勤務先を辞めてから何年間も空白があります。それを見て面接官は、この〇年間はどうしていたかと聞いてきます。
そこで嘘をついては絶対いけません。「〇〇を勉強していた」「インターネットを使って仕事をしていた」という言いわけはもっともらしいですが、面接官は必ずその点に突っ込み、嘘など簡単に見抜かれます。そして「この人は嘘つきで信用できない人」というマイナスの印象を与えてしまいます。
ニートになった理由や事情、空白期間をどう過ごしていたのか、詳しく説明する必要はありません。ただ正直に「働けなかった」「人に会いたくなかった」といった心情を正直に話しましょう。けれどもこれからはちゃんと働きたい。その意思を示し、変わろうとしている自分を認めてもらえるように頑張りましょう。
派遣社員なら心強い
コツコツできる
ニートの人たちを受け入れてきた派遣会社は、彼らに適した派遣先をよく知っています。たとえば工場などの仕事は単純作業なのですぐに覚えられ、黙ってコツコツと働けるところが多いので、人との会話も最低限で済みます。
未経験でも真面目に勤めればちゃんと稼ぐことができます。長く続ければ、派遣先の会社によっては正社員として採用される場合もあります。
まだ間に合う
最初にお話した通り、働き始めるときに最も障害になるのは、自分にできるのだろうかという心配・不安感、つまり自分自身がニートだったという引け目です。
派遣会社のスタッフは、そうしたありがちなメンタルを理解し、困ったときや、何かのきっかけで心が折れそうになったとき、寄り添って相談に乗ってくれます。また、同じ境遇にいた先輩や仲間も周囲で見つかるでしょう。
ニートからの脱却をめざすなら、ぜひ勇気を出して派遣社員として働くことを選択肢として考えてみてください。実際に仕事をしてみれば社会進出が遅れてしまっても、まだ間に合うということがわかるでしょう。
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