コロナ対策しっかりしているか気になる方は職場に問い合わせてみましょう
2021年11月18日公開

はじめに
新型コロナウイルスは、ワクチンが多くの世代に広まっています。そのため、ワクチン接種をおこなう前に比べて安心して生活できるようになった反面で、後遺症に悩まされている人も多く、各企業がおこなっている感染対策は注目すべき点です。
ここでは、コロナウイルス感染症予防に際して、各会社が対策すべき義務はあるのかといったことや、実際に就業前に確認しておいた方が良いポイント、さらには派遣会社の担当者にコロナウイルスに関して相談すべき内容を紹介していきます。
各種感染症対策は会社の義務?
現在流行している新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、各企業は努力しています。ワクチンが各世代に行き渡り始めて、安全性が高くはなりましたが、それでも危険性はあります。しかし各企業でのコロナウイルス対策は義務とはいい切ることができません。そのため、企業で働く社員の人たちにとっては、とても気になるポイントともいえます。
しかし義務ではない反面、労災になってしまう可能性があり、注意が必要です。 先日病院で働く看護師に対して、労災が認定されて話題となりました。また一般企業でもクラスターが発生してしまった場合には、労災認定が出ると通達されています。
こういったクラスターが出てしまうことによって追及されるのが、安全配慮義務違反です。 安全配慮義務違反は罰則がありませんが、健康に働けるかという項目に引っかかってしまいます。企業は労働者の生命や身体を安全に保護することが求められており、安全な環境を確保しつつ労働をすることが必要な配慮とされています。 そのため必ず感染対策をしなければならないとはいい難いですが、クラスターが出てしまうと労災になってしまい法的措置が取られてしまう可能性があるということになります。
各企業が新型コロナウイルスで労災判定を出さないためには、行政が進める方針通りに感染対策をおこない、従業員の中にコロナ感染者が出たとしても、拡大させないようにする必要があります。
職場訪問で確認
コロナウイルスが発生して以来、飲食店のコロナ対策や大手各社の対策はニュースなどで取り上げられています。 しかしコロナウイルスが発生して以来、その他多くの企業がどのようにコロナウイルス対策に取り組んでいるのか、不透明感があるのも事実です。ニュースでは、連日クラスターが発生したことや、感染者数がどれくらい出たのかなどを放送しています。次に就職したいと考えたとしても、どれくらい環境が整っているのかを確認することは、自分の身体を守る上で重要事項になります。
そういった職場環境を確かめるために行くべきなのが、職場訪問です。 職場訪問によって、職員全員がマスクの着用義務を満たしていることやアルコール消毒が各所に置かれていること、さらにはパーテーションなどを設置して人との距離がしっかり確保されているなどを自分の目で確かめることができます。特に持病を持っている人にとっては、コロナウイルスに感染してしまうと重症化してしまうケースも多く、大変危険です。
寮付き求人.comに掲載されている求人は、全て面接後に職場訪問が可能となっております。実際に自分の目で見てから決められるので、安心だという声を頂いています。
派遣会社の担当者に相談
コロナウイルスは、持病を持っている人はもちろんのこと持っていない人にとっても重症化のリスクが伴う大変危険な感染症です。派遣で働く場合、労働環境がどのようになっているかについては、派遣会社の担当者がよく知っています。そのため派遣で働く場合、職場環境について知るには派遣会社の担当者に対して、感染対策がどの程度おこなわれているのか質問することが大切です。
危険防止策としては、主に2つが挙げられます。
1つ目は産業医の存在です。きちんとした対策が講じられているか、確認してもらうために産業医という人たちがいます。3密を避ける職場環境がしっかりと整備されているか、具体的な指導のもと適切な危険防止作がとられているのか等、相談の際に質問してみてください。
2つ目は、衛生委員会を利用して産業医から感染症対策の方法について意見をもらっているかです。この内容を議事録に残していると、感染対策をしっかりしているということになり、企業への法的措置が取られる可能性が低くなります。
このためしっかりと感染対策をとっているかどうかについては、特に上記の2つを行っているかが重要になります。 また、そこまで難しい質問が苦手という人には、パーテーションやアルコール消毒が置かれているかなど、わかりやすい感染症対策がとられているかについて確認・相談をしてみてください。
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まとめ
各企業では新型コロナウイルスへの感染対策を取る必要があるという義務はありませんが、労災がおりてしまう可能性があり、責任追求をされてしまいます。そのため多くの企業では、パーテーションやアルコール消毒の設置など感染対策をとっていることが多いです。しかし自分の目で確認することがもっとも安心できますよね。
そういった際には、面接前などに職場訪問をおこない確認する必要があります。また心配な点は派遣会社の担当者に質問をして、産業医が関わっていることや衛生委員会から意見をもらっているかなど確認の上で、仕事場を決めるようにしてください。
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