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派遣と出向の違いとは?それぞれのメリット・デメリットを解説!

2023年04月16日公開     2023年08月22日更新

「派遣と出向ってどう違うの?」

「どっちの方がいいとかあるの?」

「それぞれのメリット・デメリットって何?」

 

こちらの記事では、このようなお悩みをお持ちの方に向けて、出向と派遣の違いについて解説しています。

 

後半ではそれぞれの働き方のメリット・デメリットについても紹介していますので最後までご覧ください。

 

派遣と出向は何が違うの?

 

 

派遣と出向ではどのような違いがあるのでしょうか。

 

非常に似たような言葉であるこの2つ。

 

実は契約内容がまったく異なります。

 

まずは派遣と出向の雇用形態の違いについて説明していきます。

 

そもそも雇用形態が異なる

 

派遣と出向ではそもそも雇用形態が異なります。

 

契約上では大きな違いがある派遣と出向ですが、「入社した企業ではない企業で働いている」という点で同じように見えてしまうため混同しやすいのでしょう。

 

それぞれの雇用形態については、下記のとおりとなります。

 

派遣の雇用形態

 

派遣とは、派遣元企業と労働者との間に雇用契約が結ばれる働き方です。

 

そのため、労働者は派遣元企業が定める就業規則に沿って勤務をします。

 

給与の支払いや福利厚生などのサービスを行うのも派遣元企業です。

 

一方で、業務上の指揮命令権は派遣先企業に任せられます。

 

出向の雇用形態

 

出向には在籍出向と転籍出向があります。

 

それぞれの違いは以下の通りです。

 

在籍出向

 

在籍出向とは、出向元に籍を残したまま出向先と新たな雇用契約を結ぶことです。

 

そのため、契約は両企業と結ぶことになります。

 

出向先で勤務を行い、出向期間や与えられたミッションを完了すると、出向元に戻るのが一般的です。

 

転籍出向

 

転籍出向とは、出向元との契約は継続せず、出向先と新たに雇用契約を結ぶことです。

 

同じ出向でも、転籍出向の場合は出向元との契約はなくなるため、新しい会社に転職するというイメージが近いでしょう。

 

派遣と出向のさらに細かい違いを解説!

 

ここからは派遣と出向という働き方の違いについてさらに細かく説明していきます。

 

雇用期間の違い

 

最初の違いとして雇用期間の違いがあります。

 

派遣での契約の場合、3年以上働くことが禁止されており、それ以上の雇用をするのであれば無期雇用派遣や直接雇用などへの切り替えが必要です。

 

出向での契約であれば、とくに法律上の決まりはありません。

 

企業のルールに従うのが一般的です。

 

期間としては半年から数年になり延長することも可能です。

 

企業との取り決めによって決定するため、事前にしっかりと確認するようにしましょう。

 

労働時間の違い

 

派遣社員の場合は、派遣元企業との雇用契約に準じて勤務することになります。

 

そのため、派遣先企業は、派遣元企業と労働者との間の労働契約時間以外に就業させることはできません。

 

また、法定時間を超える勤務をする場合には、派遣元企業が36協定(※)を行う必要があります。

 

一方で、出向の場合は、一般的に出向先企業の労働条件に従うことになります。

 

(※)36協定とは、労働基準法で定められている基準外の時間労働を求める場合に労働者などと締結する協定のことです。

 

給与支払いの違い

 

派遣での契約では、派遣元企業と労働者との契約になるため、給与支払いも派遣元企業から行なわれることになります。

 

社会保険などの各種保険や、有給などの福利厚生も派遣元企業が負担します。

 

出向の場合、在籍出向と転籍出向によって違うのが特徴です。

 

在籍出向の場合には、出向元と出向先のどちらとも雇用契約が結ばれている状態のため、給与はどちらの企業から支払われても問題ありません。

 

給与水準の設定や支払いの分担などを協議によって決めます。

 

転籍出向では、出向先企業との雇用契約のみが結ばれている状態なので、給与の支払いは出向先企業が行うことになります。

 

また、給与も出向先企業の基準に基づいて決められるため、場合によっては給与額が下がってしまうこともあるでしょう。

 

派遣のメリット

 

 

人気の働き方として知られる派遣。

 

では、一体どのようなところが派遣の魅力なのでしょうか。

 

ここでは、派遣という働き方を選ぶメリットについて解説します。

 

自分のライフスタイルに合わせて働ける

 

派遣として働く最初のメリットは、自身のライフスタイルを考えて仕事を選べるという点です。

 

派遣契約は雇用期間が出向に比べ短期間となるため、個人の希望に応じた仕事を探せます。

 

これにより、育児や介護の対応のために短時間や週3勤務を希望する人などでも就業しやすいことが、派遣という働き方のよいところでしょう。

 

また、自宅から通いやすい場所で働きたい、地元で働きたい、といった希望も叶いやすいのが派遣の特徴です。

 

柔軟に仕事探しができることが何よりのメリットといえます。

 

スキルやキャリアに合った仕事を選べる

 

派遣で働く場合には、派遣会社に登録する必要があります。

 

派遣会社によっては、登録後これまでのスキルやキャリアをヒアリングしたうえで、仕事の紹介をしてくれます。

 

ヒアリング情報をもとに、求職者の希望する職種や業界へのステップアップ、キャリアチェンジのお手伝いをしてくれるのが派遣のよいところです。

 

そのため、自身では気がつかなかったような最適のポジションを見つけてくれるかもしれません。

 

仕事探し自体に困っている場合でも、まずは相談からできるところが派遣のメリットといえるでしょう。

 

派遣のデメリット

 

 

次に派遣を選ぶ上で考えられるデメリットについても見ていきましょう。

 

仕事内容は契約の範囲内に限られる

 

派遣での業務内容は、派遣契約の範囲内に限られてしまいます。

 

派遣という働き方を通じてどんどんスキルアップ・ステップアップしていきたいという希望をお持ちであれば、派遣という働き方は少し物足りなく感じてしまう方もいるでしょう。

 

はじめから責任ある仕事をどんどん任されたいと考えているのであれば、正社員などのお仕事を探した方が希望に合いやすいと考えられます。

 

ただし、正社員登用を行なっている派遣先もあるため、まずは職場の雰囲気を知ってみたいという場合には、社員登用があるのかを確認したうえで派遣を選択するのも1つの方法です。

 

責任のある仕事が少ない

 

派遣として働く限り、管理職や責任者などの責任ある仕事を務めることは難しいでしょう。

 

なぜなら、働きやすさがメリットである一方で、限られた時間や仕事内容のみを担当しているだけではチーム全体の管理をすることは難しいからです。

 

スキルや経験を活かし、ライフスタイルに合わせて働くことはできますが、任せられる範囲が限定されるのが派遣スタッフの働き方。

 

より責任ある仕事に就きたいと思うのであれば、派遣社員よりも正規雇用での勤務の方が近道となることもあるでしょう。

 

出向のメリット

 

 

ここからは出向で働くメリットについて紹介していきます。

 

派遣との違いにどのようなものがあるのか見ていきましょう。

 

人間関係を構築できる

 

出向社員で働くメリットのひとつ目は、人間関係を構築しやすいことがあげられます。

 

もちろん派遣社員でもさまざまな人たちとの出会いのチャンスはあります。

 

しかし、派遣社員は短期間の雇用を前提として勤務している人も多くいるため、なかなか人間関係を構築するというところまでは難しいのが現実です。

 

一方、出向社員であれば、ある程度の期間を勤務することが前提となっているので、職場内での人間関係が構築しやすいでしょう。

 

また、出向元からスキルアップを目的に出向されているのであれば、出向先で築く人間関係が今後の大きな財産となることもあります。

 

知識やスキルを得て、出向元と出向先との連携をより強固にする存在として貴重な人材となれる可能性もあるでしょう。

 

責任のある業務を担当させてもらえることもある

 

出向社員であれば、出向先の正規雇用社員と同じような働き方をすることが可能です。

 

そのため、裁量ある仕事や責任のある業務を担当させてもらえる可能性があります。

 

その分、プレッシャーのかかることもありますが、やりがいを感じて働ける人であれば魅力に感じることでしょう。

 

また、スキルアップをすることで新たな環境に挑戦することも可能になるかもしれません。

 

やりがいだけではなく、キャリアアップにも繋げられることが、出向で働くメリットといえます。

 

出向のデメリット

 

 

ここでは出向として働く際のデメリットについて紹介していきます。

 

新たな業務を覚えなければならない

 

出向先では、これまでのスキルや経験を活かせる業務のほかに、新たな業務を覚える必要があるケースもあります。

 

慣れない業務を行うことは少なからず負担がかかるものです。

 

そのようなストレスを抱える可能性があることは、デメリットといってよいでしょう。

 

また、これまでと同様の業務を行う場合でも、違ったやり方で進めることを求められることもあります。

 

職場によって業務の進め方、管理の仕方なども異なるため、混乱してしまうこともあるかもしれません。

 

職場環境や働き方が変わる

 

出向先が変わるたびに職場環境や働き方が変わることも大きなデメリットといえます。

 

就業場所・出勤時間の変化、人間関係など新たな環境に1から慣れることは大きなストレスとなるでしょう。

 

場合によっては引っ越しをする必要があるかもしれないのが出向です。

 

それほど自身の生活環境に大きな影響を及ぼしてしまう可能性があります。

 

出向は断ることが難しいため、望まない環境に身を置くことを求められる可能性があることもデメリットといえます。

 

自分のライフスタイルに合わせた働き方をするなら「派遣」がおすすめ!

 

 

ここまで紹介してきた派遣と出向という働き方。

 

どちらにもよいところがありますが、仕事をするのであればよい環境で働きたいと考えるのは当然ですよね。

 

一方で、デメリットといえる部分に目を向けると、自身の希望する働き方について見つめ直せるかもしれません。

 

たとえば、自身のライフスタイルに合わせて働きたい、生活環境は変えたくないといった希望をお持ちであれば派遣という働き方がピッタリではないでしょうか。

 

派遣であれば「週3で働きたい」や「家から通える範囲内で働きたい」といった希望も叶えやすく、派遣会社が希望を聞いてくれたうえでお仕事の紹介をしてくれることも嬉しいポイントです。

 

まとめ:派遣の仕事を探すなら寮付き求人.comを利用しよう!

 

この記事では出向と派遣の違いについて解説しました。

 

混同しやすい2つの働き方ですが、そもそもの雇用形態が異なり、さまざまな点で違いがあります。

 

派遣にも出向にもそれぞれにメリットやデメリットがあるので、自身に合った働き方を選ぶようにしたいところです。

 

また、派遣の仕事が気になる人は、当サイト「寮付き求人.com」で求人情報を実際にご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

登録不要ですぐに確認することができ、気になる仕事には即応募も可能です。

 

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