30代の女性が派遣社員として働く上でのメリット・デメリット
2020年02月04日公開

目次
30代は女性であれば、人生の中で多くのターニングポイントを迎えると思います。
これまで正社員として働いてきた方で出産を通じて、今後の働き方として派遣社員を検討されている方や20代も派遣社員として働いてきてこれからも派遣社員として働いていこうと考えられている方など様々だと思います。
最近では、働き方は多様化しており、どんな働き方に対しても寛容な社会になりつつありますが、正社員・派遣社員・契約社員のいずれの雇用形態のメリットとデメリットを理解した上で、今後の働き方を選びことが大切です。
そこで、今回は、30代の女性が派遣社員として働く上でのメリット・デメリットを紹介します。
30代女性が派遣で働くメリット
残業が少ない
30代女性になると、結婚をして子育てをされている方や家族の時間を大切にしたいという方が多いと思います。
派遣社員は、フルタイムではなく、アルバイトのように時間を決めて働くことが多いので、残業が少なく、仕事を終えて自分の時間を確保することができます。
また、不規則に開催される会社の飲み会や正社員であれば全員出席が基本的な総会などの会社イベントへの参加も強制されることはありません。
そのため、仕事が終わった後はしっかりと自分の時間を確保することができます。
残業をする機会があったとしても、サービス残業になることはなく、有給申請も取りやすいのでお子さんの行事やまとまった時間を活用して旅行したりすることも可能です。
仮に正当な報酬をもらえなかった場合も自分で直接交渉するのではなく、派遣会社を通じて改善してくれるもの嬉しいポイントです。
パートやアルバイトよりも給与が高い
派遣社員は、時給換算で給与が支払われるだけでなく、派遣先企業からの派遣料金も給与に上乗せられることがあるので、一般的なパートやアルバイトで働いてもらう給与よりも高いことが多いです。
仕事内容だけでなく、経済的なメリットからも派遣社員として働くことをおすすめします。
30代でも様々な仕事を経験できる
30代の女性となると、結婚や出産などを経験されている方も多くなかなか新しいことにチャレンジしずらい環境になります。
しかし、派遣社員であれば30代でも様々な仕事を経験することが可能です。
30代で正社員として雇用されることは即戦力を意味することが多いですが、派遣社員であれば、未経験でも受け入れてくれる仕事があるため、これまでの人生で経験したこなかったような新しい仕事の経験やスキルの習得ができるようになります。
また派遣社員は、一般的に決められた契約期間を派遣先で過ごすことになります。
そのため、働いてみて職場環境が自分に合わなかった場合や与えられた仕事が好きじゃない場合でも契約期間が終われば他の職場で働くことができます。
30代女性が派遣で働くデメリット
給与は上がりにくい
派遣社員は、時給換算で給与が決まることが一般的で、場合によっては新卒の正社員よりも多くのお金をもらえることがあります。
しかし、長い期間で給与の伸びを見ていくと、正社員のほうが給与は上がりやすいのが事実です。
そのため、20代とは異なり周りの同年代の収入と比較すると劣ることが多く、周りと比較してしまう方にとっては大きなデメリットになります。
また、福利厚生の面でも正社員と比較すると劣る部分もあります。その代表例が、育児休暇です。
30代女性の方が結婚や出産をする場合、正社員で働いていると育児休暇を含めた細かな福利厚生が整っているので、育児休暇を利用して一定の給与をもらいつつ職場復帰も約束されています。
しかし、派遣社員として雇用されていると、派遣会社によっては育児休暇をとりづらい場合もあります。
もちろん、なにか明確な理由を持って派遣社員として働いている方や子育てに専念したいという方や家庭を第一に考えたいという方であれば気にすることはありませんが、長い期間で見ると経済的な面では劣ることは理解しておきましょう。
長期間働けず、キャリアアップが望みにくい
派遣社員で働くことで様々な仕事を経験できるというメリットはありますが、デメリットとして挙げられるのは、期間の定めがあり、長期的なキャリアアップが望みにくい場合があることです。
派遣社員は社会的には非正規雇用としての位置づけで、事前に決められた契約期間を満了するために働くことになりますが、企業の経営状況が悪化すれば契約期間の延長がなくなる場合もあるため、自身が契約の更新を望んていたとしても決定権のある企業の判断に依存することになってしまいます。さらに、景気の状況によっては残業時間が少なくなることもあり、特に時給で働く派遣社員の場合は収入が減少することにつながります。
30代で派遣社員として仕事をしていく前に
30代で派遣会社を通して働くかどうか検討されている中には、20代のうちから派遣社員として働かれてきた方や、結婚や出産を通じて今後の働き方として派遣社員を考えられている方など様々だと思います。
最近では、特に働き方が多様化しており、一人一人の働き方に対しても寛容な社会になりつつあります。
しかし、年齢が上がるにつれて紹介してもらえる仕事の数や採用合格率は減っていく傾向にあります。
例えば同じ能力を持っている20代の女性と比較した際に、どうしても企業は長く働いてくれそうな若年層の求職者から選ぶ傾向にあります。
明確な理由を持たず、正社員と比較しても働くハードルが低いからという理由で派遣社員という働き方を選ぶことはおすすめしません。
正社員・派遣社員・契約社員のいずれの雇用形態のメリットとデメリットを理解した上で、今後の働き方を選びましょう。
事前に考えておくべきこと
年齢が上がるにつれて紹介してもらえる仕事の数や採用合格率は減っていくことから、今後の働き方を考える上で、考えておくべきポイントを紹介します。
自分のスキルはどんなものなのか?
様々な仕事を経験できることが派遣社員のメリットではありますが、未経験での採用よりも即戦力として採用される方が、採用合格率も上がります。
そのため、これまでの仕事で経験したことや身につけたスキルを整理するだけでなく、どんな実績を積んできたのかを整理しておきましょう。自分自身のできること・できないことを明確にすることで、仕事の紹介から採用までスムーズに進むことができます。
どんな条件を望んでいるのか?
30代であれば、ある程度会社に努めてきた経験があるかとは思いますが、これまでの経験の中でどんな仕事が好きで、どんな職場で働きたいのかを明確にしておきましょう。
仕事や職場に求める条件を明確にすることで、派遣先企業とのミスマッチを防ぐことができます。
第三者からフィードバックをもらえる場があるか?
一般的には派遣会社に登録して派遣先企業を探すと思いますが、登録している派遣会社ではちゃんと担当者がつき、面談やキャリアアップの機会を設けてくれているのかを確認しましょう。
やはり、上記で挙げた考えておくべきポイントを含め仕事先を探す上で、第三者からフィードバックをもらう機会を設けることは大切なことです。
自分自身のスキルや経験してきたことを客観的に分析して、自分にあった派遣先企業を紹介してくれる派遣会社を選ぶようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、30代の女性が派遣社員として働く上でのメリット・デメリットを紹介しました。
30代の女性が派遣社員として働く上で発生するデメリットもあることや結婚や出産などのターニングポイントを経験した上での将来設計を元に、今後の働き方を考えることが大切です。
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