週払いにデメリットはある?派遣社員が知っておくべき週払いについて解説
2022年07月11日公開

目次
給料が週払いだと、比較的短期間で収入が得られるので、魅力的に感じますよね。
しかし、週払いにはメリットだけではなく、デメリットもあります。
週払いのメリット
・1週間ごとにお給料がもらえる
・支払いや外出などの計画を立てやすい
週払いのデメリット
・散財してしまう可能性も
・手数料が取られる場合がある
・事務所受け取りの場合がある
この記事では、週払いのメリットとデメリットを紹介し、どのようなシステムなのか、受け取り方法や税金について、詳しく解説します。
週払いとはどのような給与システム?
週払いとは、給与締めが1週間単位で行われるシステムのことです。
例えば、月曜日から日曜日まで7日間を1単位とし、その間に働いた分の給与が支払われます。
そのため、継続して週払いの仕事をすれば、1か月に4〜5回の給料日があるということです。
ただし、1週間分の給与が翌週に支払われるとは限りません。
翌々週以降の場合もあるため、給与がどのタイミングで支払われるのかは、事前に確認をとりましょう。
週払いの仕事は、派遣勤務や工場勤務が多いです。
また、同じ勤務地でも「日払い」「週払い」「月払い」など、自分で給与の受け取り方法を選べる職場もあります。
仕事を探すときは、あなたに合った給与システムかどうかも、選択基準の1つとして考えるとよいでしょう。
週払いのメリット2選
まずは、週払いのメリットについて、詳しく解説していきましょう。
週払いのメリットは下記のとおりです。
・1週間ごとにお給料がもらえる
・支払いや外出などの計画を立てやすい
それぞれ解説していきます。
メリット① 1週間ごとにお給料がもらえる
週払い最大のメリットは、1週間という短期的なサイクルで給与を受け取れる点です。
もちろん月払いよりも額面は少なくなりますが、1か月に何度も給与が入るのは、純粋に嬉しいものですよね。
また、週払いは1週間スパンで仕事の結果が給与として受け取れるので、継続して仕事のモチベーションを維持できるメリットもあります。
疲れたりストレスが溜まったりしたときも、「あと〇日で給料日だ!」と励みになるので、乗り越えられるでしょう。
メリット② 支払いや外出などの計画を立てやすい
1週間が区切りの週払いは、生活費関連の支払いやレジャーなどの計画が立てやすいメリットがあります。
一般的な月払いだと、1か月ごとに計画を立てなければいけません。
額面も大きくなるため、計画を立てる時間も手間もかかり、見落としなども起こりやすくなります。
一方、週払いは1週間という短い計画を持続的に立てていくため、現実的な目標設定ができ達成もしやすいです。
支出に関わらず計画的に貯金目標を達成するには、短期的で実現可能な金額設定をし、着実に貯蓄しながら少しずつ大きな目標額に近づけていきましょう。
これまで給料日前にカツカツになった経験のある人や、目標貯金額に到達できない人などは、週払いの仕事も選択肢に入れてみてください。
週払いのデメリット3選
週払いはメリットだけではなく、デメリットもあります。
支払い方法を選ぶときは、メリットとデメリットを両方理解し、あなたにとって最もよい方法を総合的に判断することが重要です。
考えられる週払いのデメリットは下記のとおり。
・散財してしまう可能性も
・手数料が取られる場合がある
・事務所受け取りの場合がある
それぞれ詳しく解説します。
デメリット① 散財してしまう可能性も
手元にお金があるとつい散財してしまう人は、週払いに向かない可能性があるため注意が必要です。
心の余裕が油断につながると、返って不必要な出費が増えてしまうこともあります。
すると、「月に何回も給料が受け取れる」という週払いのメリットを上回るデメリットになってしまいかねません。
光熱費や家賃など、生活に必要な支払いの多くは月払いです。
週払いだと「次の給与があるから、使っても大丈夫だろう」と油断し、大切な支払日にお金が足りなくなってしまうかもしれません。
自分の性格やお金の使い方をあらためて意識した上で、給与の支払い方法を選びましょう。
デメリット② 手数料が取られる場合がある
職場によっては、給与に対して支払い手数料がかかるケースもあります。
例えば、給与が振り込みで、振込手数料が会社ではなく就業者負担の場合、給料日が多いほど振込手数料も増えてしまうのです。
1回数百円程度の支払手数料でも、月4〜5回だとそれなりの額になります。
1時間分の給与が手数料に消えてしまうかもしれません。
「こんなに手数料がかかるとは思わなかった!」とならないためにも、週払いの仕事を検討するときは、必ず支払手数料について確認しておきましょう。
デメリット③ 事務所受け取りの場合がある
給与が手渡しの仕事なら、振込手数料はかかりません。
しかし、「どこで受け取るか」が意外な盲点ですので、注意が必要です。
週払いの給与が手渡しでも、仕事をしている現場が受け取り場所とは限りません。
後日事務所受け取りとする会社もあります。
この場合、「あらためて事務所に給与を受け取りに行く時間と手間」に加えて、「事務所までの交通費負担」がデメリットになるでしょう。
あなたの住居から事務所までが遠く、しかも交通費が自己負担になると、金銭的にも労力的にも大変です。
手渡しはすぐ現金が入ることが魅力ですが、受け取り方法はしっかり確認しておきましょう。
週払いの場合、給与を受け取るタイミングはいつになる?
同じ週払いでも、給与受け取りのタイミングはさまざまです。
職場の稼働状況や経理的な関係で変わります。
なお、給与が振り込みの場合は、銀行が開いている平日支払いが基本です。
週払いで良くある支払例をいくつか挙げましょう。
・週末締め(金曜日)の週明け支払い(月曜日)
・週末締め(金曜日)の翌週末支払い(金曜日)
・週末締め(金曜日)の翌々週末支払い(金曜日)
・水曜日締め翌日支払い
会社によっては、働いてから給与受け取りまで2週間ほどかかるケースもあります。
職場とのトラブルを防ぐためにも、支払いタイミングは確実に把握しておきましょう。
週払いの給与の受け取り方法は?
週払いの給与の受け取り方法は、大きく分けて3つです。
・銀行振り込み
・手渡し
・一部手渡し、一部銀行振り込み
銀行振り込みの場合、対象の銀行が決まっている場合があります。指定の銀行口座を持っていない場合、新たに口座を作る手間が発生するので気を付けましょう。
また、手渡し、一部手渡しでは、1週間に手渡せる金額の上限を設定している職場があり、満額支給されるとは限りません。
「〇割が上限」「〇円が上限」など、職場によって規定は違います。
さらに、源泉徴収をしている職場では、給与の1割が差し引かれるので注意が必要です。
1週間分の給与が、どのタイミングでどれだけ得られるのか、働く前にしっかり確認しておきましょう。
週払いの給与に対する税金ってどうなっているの?
週払いで最も気を付けるべきは、税金についてです。
前述した源泉徴収は、企業があなたの代わりに納税をする制度です。
しかし、必ずしもあなたが支払うべき納税額を正確に支払ってくれているわけではありません。
また、給与から所得税や住民税が差し引かれていても、払い過ぎとなっているケースもあります。
これらの払い過ぎた税金を取り戻すには、自分で確定申告をしなければいけません。
更に、満額手渡しで会社があなたの代わりに納税していない場合、自分で手続きしなければ脱税になってしまう可能性もあります。
企業が年末調整をしてくれる場合を除き、多くは確定申告が必要です。
週払いの働き方を選ぶ場合は、給与明細を必ず保管し、必要に応じて確定申告を行いましょう。
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週払いには、メリットとデメリットがあります。
また、短期間の仕事も多いため、確定申告を自分で行わなければならない可能性が高いです。
メリットとデメリットを良く比較した上で、仕事を選びましょう。
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