社会保険の制度とは
2018年03月14日公開 2019年12月17日更新

みなさんこんにちは。寮付き求人.comの志津です!愛知県内での住み込み・入寮・社宅完備のお仕事情報を沢山ご用意して本日もはりきって運営しています!
このお役立ちコンテンツは、派遣法など法律の事を中心にお伝えするコンテンツという事で、ナカナカ解りにくい派遣法のことを働く人の目線に立ち、仕事選びや就業中のポイントをピックアップしてお伝えしていきたいと思います。
社会保険はありがたい?
今回のテーマは社会保険を取り上げたいと思います。私達の身近にあって実は頼りになる制度ですが、ナカナカそのメリットやありがたみが解らないのが現状でしょうか? なかには「一生懸命働いてもこんなに保険料とられちゃうの?」「年金なんて自分たちの頃になったらもらえないでしょ?」という声もちらほらきかれます。なんだか必要とされてない感じもするこの制度ですが、とっても頼もしく、ありがたい制度なんです。今日はそのメリットをなるべくわかりやすく説明していこうと思っています。
メリット
日本の大多数の事業所が、社会保険(健康保険・厚生年金)の加入適用事業所になりますが、その事業所で加入要件をみなす場合に原則加入になります。社会保険は大きく分けて健康保険と厚生年金になっており、個人事業主や適用外事業所で働く場合は、国民健康保険と国民年金に加入することとなります。
(1)健康保険加入のメリット
1.厚生年金とセットで加入できます
加入手続きや保険料の支払いは会社が代行しますので、手続き、支払などの負担がありません。
2.健康保険の半額は会社が負担します
皆さんが支払う保険料と同額を会社も負担します。健康保険に加入することで本人が病院の窓口で払う額(窓口負担)が治療費の3割 となり、医療費控除などの保証を受けられます。
3.生活保障の為の制度(傷病手当金、出産手当金)がある
仕事中以外のケガや病気、出産などによる休業期間中に保証を受けられます。国民健康保険にはこの制度はありません。
4.扶養制度で世帯における保険料額を抑えることができる
扶養家族の分の保険料負担がありません。国民健康保険は家族全員加入する必要があります。
(2)厚生年金加入のメリット
1.扶養制度により配偶者の保険料額が0円で年金の積み立てができる
2.老齢年金が上乗せされる
国民年金に比べ支給額が上乗せされます。
3.障害年金の等級数が多い
国民年金は1,2級のみですが、厚生年金は3級の場合も一時金が支給されます。
4.遺族年金の支給額が広く、手厚い保障制度がもうけられている
国民年金による貴族年金は要件を満たす配偶者、子に支給されますが、国民年金では配偶者、子に加え父母、孫、祖父母が対象となります。また、子のない配偶者は遺族年金は受給できませんが、一定の条件をみたすと基礎年金代わりとなる給付を受け取ることができます。
まとめ
いかがですか?こうして比べてみると社会保険のメリットが多いことに気付くと思います。何もない時は保険料が気になるかもせれませんが、困ったときに頼りになるのが社会保険の制度となります。メリットも理解した上で安心してお仕事頑張って下さいね。

【記事執筆】志津 伊佐朗
HR・人材サービス部部長。1970年生まれ。ドラゴンズが大好きな食いしん坊。特技:ロジカルなギャグを飛ばすこと
前の記事<<時短のお仕事
次の記事>>人生大逆転 ~ニートからの脱出~