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派遣って、雇用主は誰になるの?

2016年11月08日公開     2019年12月17日更新

みなさんこんにちは。寮付き求人.comの志津です!

 

愛知県内での住み込み・入寮・社宅完備のお仕事情報を沢山ご用意して本日も運営しています。

このお役立ちコンテンツは派遣法など法律の事を中心にお伝えするコンテンツという事で、ナカナカ解りにくい派遣法のことを働く人たちから見たときに、仕事選びや就業中のポイントをピックアップしてお伝えしていきたいと思います。

 

 

派遣って、雇用主は誰になるの?


 今回のテーマは「雇用主は誰か?」について考えていきましょう。雇用主とは文字の通り労働者を雇用している者(会社)の事です。働く人がいて、その人を雇う会社が雇用主です。

一般的にはこの図式で成り立つのでわかりやすい関係ですが、派遣で就業すると少しややこしくなります。何故かというと、毎日出勤してお仕事をする会社と、給料を貰ったり社会保険の加入をする会社が違うからです。

 働く人から見ると、どちらも働いている会社と感じてしまいますよね。例えばあなたがレンタルビデオ店で会員カードを新規に作ったとします。その時に登録カードに名前・住所や連絡先などの他に“勤務先”を答えなければならないとします。その時の“勤務先”は、実際に作業をする会社なのか、給料を貰ったり保険加入している会社なのかといった具合です。いかがですか?ややこしくなりませんか?(*_*)

 

 しかし、答えはお給料を貰ったり、保険加入をする派遣会社が雇用主という事になります。雇用主とは雇用に対する責任を持つ者の事であり、具体的には給料の支払いや保険加入は勿論、有給休暇の付与や健康診断の受診など雇用における責任を負う者の事です。毎日就業する派遣先は業務の指示命令や指導はしてくれますが、雇用に対する責任は負いませんので雇用主とはなりません。

 ですから皆さんから見たら雇用主・勤務先を聞かれたら派遣会社名をこたえるようにしてきましょう。

 

 

実際にあった怖い?話


これは実際にあった話になりますが、レンタルビデオ店でビデオを借りた派遣スタッフさんが借りたビデオの返却が数週間ほど遅れてしまい、お店が返却の催促をするのに勤務先(派遣先)へ問い合わせた事がありました。

その人の名前は派遣先の労働者名簿には無いので、派遣先は「そのような社員はいません」となってしまいます。その時は無事に返却されたので事なきを得ましたが、そうでない時はかけなくても良い手間や迷惑をお店や派遣先に掛けてしまいますし、自分自身の信用も無くしてしまいますよね

 

   (1)会員登録やカードなどに「勤務先」の記入を求められた時

   (2)親御さんや身内の人に連絡先として勤務先を教える時

   (3)交通事故やトラブルに巻き込まれた時の連絡先

 

このような時の連絡先は全て派遣会社にするのが、物事がスムーズに進みトラブルを回避するコツになりますので、頭の片隅にでも置いといて下さいね。

 

さて次回は、「有期契約において確認しておきたいこと」として労働契約書についてお話していきます。最後までお読みいただきありがとうございました!

(次回につづく)

 

 


【記事執筆】志津 伊佐朗
HR・人材サービス部部長。1970年生まれ。ドラゴンズが大好きな食いしん坊。特技:ロジカルなギャグを飛ばすこと

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