住民票の事前準備をしましょう
2016年08月24日公開 2019年12月17日更新

みなさんこんにちは。寮付き求人.comの兼松です。
今日は、新たな門出に必要になるのは引越しの荷造りだけでなく、実は「住民票の異動が重要だ」というお話をします。「なにを言っているんだ。そんなの当たり前だろう」とおっしゃる方は、読むのを飛ばしていただいてかまわないのですが、「実家の近くに引っ越すだけだし」「まだいいだろう」「そのうちに…」なんて考えているアナタ!期限がすぎると最大5万円の罰則を受ける可能性もあるのをご存知でしたか?
住民票の異動がされていないと…
住民票とは、住民の氏名・住所などを記録した帳票で、戸籍が「人の身分関係を公証するもの」なら、住民票は「住民の居住関係を公証するもの」です。住民票の移動手続きは、引越し日(転入をした日)から14日以内にしなければならないと法律で定められています。14日以内に転入届を行わないと住民基本台帳法違反となり最高額5万円の過料(かりょう)が課される場合もあるんです。
他にも
・新住所で選挙権が行使できない
・運転免許証の書き換えなどが旧住所でないとできない(案内も旧住所にいく)
・印鑑登録などの証明書類も旧住所になる
・確定申告も旧住所を管轄する税務署になる
こんな事が後からついてまわります。
異動手続きに必要もの
住民票の移動には、現在の住民票住所の市町村にて「転出届」を取得し、新たな住居住所の市町村にて「転入届」を手続きします。引っ越してから以前の住居に戻るのは、交通費や時間の面からもメリットはありません。転居が決定した時点で住民票の「転出届」手続きを行いましょう。また、転出届は郵送でも手続きできます。市区町村役場のホームページで、郵送の依頼書を印刷して署名・押印し下記必要書類を添えて郵送するだけです。また、代理人による手続きもできますが、委任状が必要ですし、代理人は窓口に提出する際に身分証が必要となります。
自分で窓口に行くにしても、就業してからわざわざ休みを取らなくてもいいように、入寮前からある程度の事前準備をすることが重要ですね。手続きにあたっては必要な持ち物や書類がありますので下の表を参考にしてみてください。

まとめ
ついつい後手に回ってしまう届け出関係ですが、ここをスッキリ片付けておくだけでスムーズさが断然違ってきます。新生活をスタートさせ、長く快適に暮らすためにも、新しい住民票取得のための事前準備をしましょうね。
【記事執筆】兼松 正東
HR・人材サービス部課長。強運の持ち主だが性格は見た目に反して繊細。エヴァ大好き。
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