面接のプロが語る!求人面接のキモ
2016年08月24日公開 2019年12月17日更新

みなさんこんにちは、面接官の奈良です。
私は求職者との面接を年間約1500人行っています。現在も毎日のように多くの方とお会いして、人を見ています。面接のプロである私から見た「面接のキモ」なるものを、今日はお話しします。
履歴書はラブレターだ
まず、面接で第一印象が大切なのは言うまでもありませんが、面接官が目を皿のようにして見るポイントは“履歴書”です(当然といえば当然ですが…!)。「今日はどちらから来たのだろう?」「これまでどんなお仕事をされてきたのだろう?」「今回はどんなお仕事を希望されているのだろう?」といった具合に、お持ちいただいた履歴書をくまなく見ます!本当に細かく徹底してみます。
では、くまなく徹底してみるというのはどういうことかというと、書いてある内容はもちろんですが、他に見えてくるものがあるからなんです。その一つが「字」。その人の書いた字が内容以上に面接官に語りかけてくるんです。履歴書は “丁寧に”書いくことが大切です!字の書き方で、その人の性格までなんとなく伝わります。別に書道の先生のように達筆ではなくても、一生懸命に書いてある字なら、「これからの仕事も頑張って取り組もうとしてくれているのかな」と感じますし、逆にテキトーに書かれた字を見ると、「仕事もあまり丁寧ではないのかなあ…」と感じてしまいます。履歴書は面接官へのラブレター…とまでは言いませんが、出来る限り丁寧に書くことを心がけてみて下さい。それだけで印象がグッと変わってきますよ!
また、具体的に気を付けるべきポイントは、「職歴」です! 転職経験がある方は、何年何月から何年何月までその仕事をしていたのか、期間が明確に書かれていることによって会話もスムーズに進みますし、面接時間も短縮。ちょっとしたことですが、面倒くさがらずにきちんと書くことを心がけてみて下さいね!
面接時の服装、ホントのところは…
面接では「服装自由」なところも多くありますが、自由だからといって何でもよいかといえば、そうでなかったりします。ポイントはズバリ、「さわやかさ!」。寮付き求人.comの場合、面接はスーツである必要は特にありませんが、場合によっては面接後そのまま職場見学なんてこともありますので、職場や周囲にも好印象を与えられる服装であれば安心ですね!
逆を言えば、汚れたTシャツに破れたズボン、足元は裸足にビーチサンダル、帽子は脱がずマスクもつけたまま…なんて風だと、さすがの私でも「とても紹介したい!」とは思えないです。恰好だけで損をしてしまわないように、「さわやかさ」を意識してみて下さい。

まとめ
最後に、面接前は大なり小なり緊張することもあるかと思いますが、実はそれは面接官も同じ!初めての人と話すのは変わらないからです。人と人、お互いに気持ちよく面接が出来るよう、ちょっとした心遣いをしていきましょう!
【記事執筆】奈良 宏美
採用担当になって早4年。お酒が大好きで、アルコールが入っていればなんでも飲む。三度の飯と晩酌はかかさない。
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