長期派遣で実際に働く期間はどれくらい?長期派遣のメリットなども解説
2023年04月19日公開

目次
派遣の長期とは、勤続何か月からを指すのかご存知ですか?
豊富な求人の中から自分に合った派遣先を選ぶには、長期派遣と短期派遣それぞれのメリットとデメリットを理解することが大切です。
こちらの記事では、長期派遣と短期派遣どちらにするべきか迷っている人が知りたい情報をまとめてみました。
派遣の長期とは?
派遣の長期とは、派遣期間が3か月以上の仕事を指すのが一般的です。
ただし、短期・長期ともに派遣期間について法的な定義はなく、企業によって解釈が異なっているのが実情です。
それぞれメリット・デメリットがありますが、ここでは具体的な違いを説明する前に、まず長期派遣が向いている人の特徴についてご紹介します。
短期と長期、どちらにするか迷っている人は自分に向いているかどうかチェックしてみてください。
長期派遣が向いている人
長期派遣が向いている人には、下記のような共通点があります。
- ・安定性を重視する人
- ・コミュニケーションを取りながら働きたい人
- ・スキルアップを目指したい人
長期派遣は短期派遣と比べて契約期間が長いため、経済的な安定を求めている人や同じ環境で業務に集中したい人に選ばれています。
とくに、同僚や上司など職場環境の変化にストレスを感じる人なら、長期派遣を選ぶべきでしょう。
また、長期派遣は計画的かつ着実にスキルアップしたい人にも向いています。
派遣の短期とは?
一方、短期の派遣は数日~3か月未満の短い期間で働く仕事を指しているのが一般的です。
長期と同じく短期派遣の期間にも明確な定義はなく、スキー場や宿泊施設といった繁忙期だけ人手を増やしたい企業からの募集が多いのが特徴。
なお、30日以下の短期派遣、いわゆる「日雇い派遣」は原則禁止されていますが、一部の業種では一定の条件を満たしている人に限り、例外的に認められています。
日雇い派遣は単純作業やサポート業務がメインになっているため、初心者にもおすすめです。
▼参考
短期派遣が向いている人
短期派遣が向いている人には、下記のような特徴があります。
- ・自分のスケジュールに合わせて期間限定で働きたい人
- ・常に新鮮な気持ちで仕事をしたい人
- ・はじめて派遣の仕事をする人
次の就職先が決まるまで繋ぎとして働きたい、メインの仕事の隙間時間を有効活用したいなど、別のスケジュールを優先したい人にぴったりなのが短期派遣です。
短期派遣なら、就業期間や労働時間を自分の都合に合わせて調整できます。
また、はじめて派遣の仕事をする、ブランクがあっていきなりの長期派遣は不安という人の多くが、短期派遣を選択しています。
「長期派遣」と「短期派遣」の違いとは?
「長期派遣」と「短期派遣」には、働く期間以外にもさまざまな点で違いがあります。
どのような違いがあるのかを理解しておくと、派遣会社に仕事を探してもらう際もスムーズに要求を伝えられるはず。
ここでは、以下の4項目に分けて解説していきます。
▼長期派遣と短期派遣の主な違い
- ・派遣期間の違い
- ・更新有無の違い
- ・ニーズの違い
- ・仕事内容の違い
派遣期間の違い
まずは最もわかりやすい違いとして、勤務期間を比較してみましょう。
- ・長期派遣:3か月~
- ・短期派遣:~3か月
短期派遣、長期派遣という分け方はあくまで一般的なもので、実際は厳密に期間が定められているわけではありません。
そのため、会社によっては3~6か月の派遣を「中期派遣」として区別しています。
ごく短期で働きたい人は、30日以内の日雇い派遣を扱っている派遣会社に相談してみましょう。
日雇い派遣は原則として禁止されているものの、例外にあてはまる職種や条件について詳しく説明してもらえます。
更新有無の違い
2つ目の違いは、更新の有無についてです。
- ・長期派遣:問題が無ければ契約更新される
- ・短期派遣:基本的に更新はなし
短期派遣に関しては、あくまで一時的な人手不足を補うために募集している企業が多いため、契約更新は基本的にありません。
一方の長期派遣は、特別な理由がない限り3か月または6か月ごとに更新となります。
ただし、派遣労働者側と企業側がお互い問題なく就労を継続できるかどうかを確認できるよう、初回の契約更新のみ1~2か月と短めに設定されているケースが多いようです。
ニーズの違い
結論から言うと、ニーズが高いのは長期派遣の方です。
短期よりも長期の方が圧倒的に求人数が多く、派遣先・派遣会社ともにより長く働いてくれる人材を求めているのがわかります。
たとえ未経験の業種でも長期で働く意思のある人、他の社員と問題なくコミュニケーションを取れるような人であれば、十分に採用される可能性はあるでしょう。
一方、短期派遣の求人は突発的な人手不足が募集理由のため、即戦力となる人材のニーズが高いです。
仕事内容の違い
仕事内容も、長期派遣と短期派遣の代表的な違いです。
- ・長期派遣:ほぼ正社員と同じ
- ・短期派遣:単純作業、繁忙期のみ需要が増大する仕事
短期派遣は、スキル・経験が問われない単純作業、または特定の時期・季節だけ人手が必要になる業種がほとんどです。
これに対し、長期派遣は幅広い業種で募集されており、仕事内容も正社員と大きな違いはありません。
長期契約が前提のため、日常業務をこなしながらじっくりとスキルアップが目指せます。
長期派遣の求人が多い職種
長期派遣はさまざまな企業で募集されていますが、とくに多いのが以下の職種です。
▼長期派遣の求人が多い職種
- ・工場勤務
- ・一般事務
- ・コールセンター
工場勤務
工場勤務の仕事内容は、ライン作業やピッキングと言われる作業です。
ライン作業はベルトコンベアーで流れてくる製品を加工する仕事で、組み立てや検品などを行います。
ピッキング作業は、倉庫内で指示書通りに商品を集め出荷作業を行う仕事です。
工場勤務というと「力仕事」「きつい」というイメージがあるかも知れませんが、未経験者に対するフォロー制度が整っており、業務内容も多彩で男女問わず活躍できます。
黙々と作業を進めていく仕事が多いため、他人とコミュニケーションを取るのが苦手な人にも取り組みやすい職種です。
▼参考
一般事務
事務系の仕事も、長期派遣のニーズが高い仕事です。
営業事務、経理事務などさまざまな分野の求人があり、主にパソコンを使った内勤業務や電話対応などを行います。
パソコンスキルを条件としている場合もありますが、長期派遣ならたとえ未経験者であっても基礎からスキルを身につけていくことも可能です。
▼参考
コールセンター
コールセンターは、大きく分けて営業要素を含んだ「アウトバウンド」と、消費者からの問い合わせに対応する「インバウンド」の2種類があります。
どちらも研修やマニュアルがしっかり整備されている会社が多いため、未経験者でも頑張り次第で活躍できる職種です。
短期派遣の求人が多い職種
短期派遣は長期派遣に比べて職種が限られている傾向があり、とくに多いのが以下のような職種です。
▼短期派遣の求人が多い職種
- ・データ入力
- ・事務サポート
- ・工場での梱包作業
- ・接客販売
長期派遣に重要な「3年ルール」
長期派遣に応募する際、必ず知っておきたいのが法律で定められている「3年ルール」です。
ここからは、「3年ルール」の条件やメリットについて解説していきます。
▼「3年ルール」の内容
- ・派遣3年ルールとは?
- ・派遣3年ルールの対象外とは?
- ・3年ルールのメリットとは?
- ・同一派遣先で3年以上働く方法
派遣3年ルールとは?
派遣3年ルールとは、同じ事業所・同じ部署で3年以上継続して働くことを禁止する法律です。
2015年の労働者派遣法で導入されました。
3年ルールは派遣スタッフの立場からと事業者の立場から、それぞれに制限が課されています。
▼3年ルールの基本
- 派遣スタッフの立場から:同じ派遣先で3年以上継続して勤めることができない
- 雇い先の事業所の立場から:派遣社員を同一部署で3年以上受け入れられない
たとえばAさんを派遣社員として総務で2年間採用していた場合、次に採用したBさんは同じ部署で1年間しか就業できないのです。
派遣3年ルールの対象外とは?
派遣3年ルールには例外があり、下記の条件にひとつでも該当する人は3年以上継続して同じ職場で働けます。
▼派遣3年ルールの対象外となる条件
- ・労働者が60歳以上の場合
- ・3年以上の有期プロジェクトに従事している場合
- ・勤務日数が限られている業務の場合
- ・産前産後休業や育児休業、介護休業などを取得する従業員の代わりに勤務する場合
- ・期限前に部署を変更した場合
- ・派遣先で直接雇用された場合
- ・派遣元で無期雇用された場合
3年ルールのメリットとは?
3年ルールは、労働者の安定した雇用のために制定された法律です。
とはいえ、3年ルールによって派遣スタッフ側にどのようなメリットがあるのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
3年ルールが制定されたことで労働者が受けられるメリットには、以下のようなものがあります。
▼3年ルールのメリット
- ・派遣元に無期雇用に転換してもらえる可能性が高まる
- ・正社員や契約社員など、派遣先に直接雇用される可能性が高まる
- ・将来の見通しが立てやすい
同一派遣先で3年以上働く方法
ここからは、同じ派遣先で継続して3年以上働く方法について見ていきましょう。
▼同一派遣先で3年以上働く方法
- ・派遣元で無期雇用派遣に転換してもらう
- ・派遣先で正社員登用してもらう
- ・派遣先で部署を変更してもらう
無期雇用派遣
無期雇用派遣とは、派遣会社と期間を定めずに結ぶ雇用形態のことで、「常用型派遣」とも呼ばれています。
無期雇用に転換することで、同じ派遣先で3年以上働くことが可能です。
無期雇用には「5年ルール」が設けられており、同じ派遣元で通算5年以上働いている場合は、労働者側から無期雇用への転換を申し出る権利が与えられます。
また、無期雇用になれば派遣先が決まっていない期間であっても派遣会社から給与が振り込まれ、より安定した収入を得られます。
▼参考
無期雇用派遣って何?無期雇用派遣になる条件からそのメリットまで解説!
正社員登用(直接雇用)
派遣会社ではなく、派遣先企業に正社員登用(直接雇用)してもらうことができれば、継続して働けます。
たしかに無期雇用派遣でも働ける期間に制限はありませんが、正社員とまったく同じ待遇というわけではありません。
正社員に登用されれば昇給やボーナスだけでなく、より手厚い福利厚生も期待できます。
ただし、すべての派遣会社が正社員登用を積極的に推奨しているとは限りません。
当サイト「寮付き求人.com」では、長期派遣からの正社員登用を目指す人をサポートしており、多くの実績を残しています。
ごく一部ではありますが、下記の記事にて実際に正社員登用された人のインタビューをまとめていますので、ぜひご一読ください。
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派遣先企業で部署を変更する
3年ルールは、同一事業所・同一部署での就業を禁止する法律です。
したがって、たとえ同じ事業所内であっても部署が変われば継続勤務が可能となります。
ただし、部署変更には以下のような注意点もあるので、継続して就業するべきかどうかは判断が難しいところです。
▼部署変更の注意点
- ・仕事内容が変わってしまう
- ・再契約になるため、賃金が変動する可能性がある
- ・有休がリセットされてしまう
- ・異動時の説明不足によって、後々トラブルになる可能性がある
長期派遣のメリット
ここからは、長期派遣の代表的なメリットについてご紹介します。
▼長期派遣のメリット
- ・安定した収入が見込める
- ・スキルを身につけやすい
- ・派遣先企業と信頼関係を築きやすい
- ・正社員として直接雇用される可能性がある
- ・初心者向けのサポート体制が整っている
安定した収入が見込める
長期派遣は契約期間が長いだけでなく、契約更新してもらえる可能性が高いのが最大の魅力。
少なくとも3か月間は一定の収入が見込めるうえ、給与が高額な求人も多く、残業が発生すれば更なら収入アップも可能です。
スキルを身につけやすい
短期派遣よりも未経験者に対する研修制度やサポートが整っているのも、長期派遣ならではのメリットでしょう。
未経験の職種であっても働きながら自然とスキルや知識が身につくため、じっくりキャリアアップを目指したい人に選ばれています。
派遣先企業と信頼関係を築きやすい
長期派遣であれば、派遣先の上司や同僚と十分にコミュニケーションを取る機会があり、時間をかけて信頼関係を築いていけます。
仕事ぶりを認めてもらうことによって、より働きやすい環境で活躍できるでしょう。
正社員として直接雇用される可能性がある
派遣先企業との信頼関係を築くことによって、正社員として直接雇用される可能性が大きく高まります。
企業側にとっても基礎から新人を教育する手間が省けるため、まさにwin-winと言えるでしょう。
慣れてきた仕事でそのまま正社員になることができれば、「いつまで働けるだろう…」「来年の今頃はどうなっているかな…」といった将来への不安が解消されるはずです。
▼参考
初心者向けのサポート体制が整っている
単純作業がメインの短期派遣とは違い、長期派遣を募集している企業が求めているのは即戦力となる人材ではありません。
むしろ自社の社風や企業理念に沿って、じっくり人材を育てることが前提となっているのです。
中には、いずれ優秀な長期派遣社員を選抜して正社員登用へ転換しようと、採用当初から将来を見据えている企業も少なくありません。
つまり、長期派遣社員の募集は企業にとって「人材発掘」の一環なのです。
だからこそ未経験者が挑戦しやすいよう、初心者向けのサポート体制を整えているのでしょう。
求人が豊富で職種の選択肢も多い
長期派遣は、幅広い業界で高いニーズを誇っています。
求人の多さや職種の多様性からみても、短期派遣より選択肢が多いのは明らかです。
短期派遣では希望する職種が見つからなかったという人でも、長期派遣であればしたかった仕事が見つかるかも知れません。
長期派遣のデメリット
メリットばかりが注目されがちな長期派遣ですが、少なからずデメリットも存在します。
▼長期派遣のデメリット
- ・契約が更新されるとはかぎらない
- ・契約更新が断りにくい
- ・応募の倍率が高い
契約が更新されるとは限らない
たとえ採用時の書類に「契約期間は3か月まで」と明記されていても、長期派遣社員を募集している企業の多くは、更新を重ねて長く働いてもらうことを望んでいます。
だからと言って、必ずしも更新されるという保証はありません。
派遣先企業の都合によって契約を打ち切られてしまうリスクを、常に想定しておく必要があるのです。
▼参考
契約更新を断りにくい
本来、契約を更新するかどうかは派遣先だけでなく、労働者側に続ける意思があってこそ。
長期派遣は契約更新が前提とされているケースが多いため、契約更新を断りにくいというデメリットがあります。
応募の倍率が高い
メリットの多い長期派遣は、応募の倍率も高い傾向にあります。
複数の会社に応募すると就業開始までに時間がかかってしまうため、仕事のない期間が長期化してしまう恐れがあります。
短期派遣のメリット
3か月以下の短期派遣には、長期派遣とは違ったメリットがあります。
仕事に求める条件によっては短期派遣の方が向いている人もいますので、基本的なメリットを確認しておきましょう。
▼短期派遣のメリット
- ・短期間でも高額収入が見込める
- ・ライフスタイルに合わせやすい
- ・未経験者OKの求人が多い
- ・人間関係にわずらわされない
- ・多種多様な仕事を経験できる
短期派遣のデメリット
つづいて、短期派遣のデメリットについても確認しておきましょう。
あくまでも一時的な仕事となるため、長期的なキャリア形成やスキルアップには不向きである点には注意が必要です。
▼短期派遣のデメリット
- ・収入が安定しない
- ・スキルアップがしにくい
- ・経歴としてアピールしにくい
- ・次の仕事が見つかるとは限らない
長期派遣を辞める時の注意点
長期派遣のデメリットとして「契約更新を断りにくい」という点がある通り、派遣元・派遣先ともに長期での就労を望んでいる場合がほとんどです。
そのため、長期派遣の辞め方に注意しないと、派遣先はもちろん派遣元との関係も悪化しかねません。
長期派遣を辞めるべきか悩んでいる人は、あらかじめ下記の注意点について把握しておきましょう。
▼長期派遣を辞める時の注意点
- ・初回契約を満了できない回数が多いと紹介先が減る
- ・長期派遣の更新を円満に断る方法
初回契約を満了できない回数が多いと紹介先が減る
採用中の人材が辞めてしまうと、派遣先では新たに人材を探して研修をやり直す必要があるため、非常に手間がかかります。
そもそも派遣の長期とは、文字通り「長期就業」が前提です。
長期就業を見込んで紹介しているにもかかわらず初回契約すら満了できずに途中で辞めてしまうと、派遣元は派遣先からの信頼を失いかねません。
そのため、派遣会社からの紹介先が減ってしまうのはもちろん、場合によっては短期派遣への転向をすすめられるケースもあるのです。
長期派遣の更新を円満に断る方法
やむを得ず更新を断りたい場合は、以下のポイントに注意しましょう。
▼長期派遣の更新を円満に断るポイント
- ・遅くとも契約期間満了の30日前には申し出る
- ・派遣先企業ではなく、派遣会社に先に伝える
とくに気をつけたいのは、辞退する意思を伝える順番です。
派遣会社から派遣先に伝えてもらうことで、その後の流れもスムーズになります。
また、派遣会社にとっては後任探しや業務の引き継ぎといった手配を行う時間も必要なため、早めに伝えておくことが大切です。
【Q&A】長期派遣に関するよくある質問
最後に、長期派遣に関するよくある質問に答えていきます。
▼長期派遣に関するよくある質問
- ・派遣契約を切られる人の特徴は?
- ・長期契約を長続きさせるコツは?
- ・違う派遣先から戻れる?
- ・就職活動中に長期派遣として契約できる?
- ・長期から短期に変更されることはある?
- ・途中退職は認められる?
- ・時給交渉はいつからできる?
派遣契約を切られる人の特徴は?
派遣先が仕事を安心して任せられないと感じる人には、下記のような共通点があります。
- ・遅刻や欠勤が多い
- ・他の人とコミュニケーションが取れない
- ・ミスが多く、なかなか改善されない
・長期契約を長続きさせるコツは?
派遣先は、派遣社員の仕事ぶりや取り組み方を一番に見ています。
仕事に対して積極的な姿勢を見せ、求められた仕事には「派遣だから」と線引きせず、真摯に取り組みましょう。
また、派遣先を決めるにあたって自分の希望やスキルにあった求人を選ぶことも、仕事に積極的に取り組むうえで非常に大切です。
違う派遣先から戻れる?
戻ってくることは可能ですが、そのタイミングで求人情報が出ていなければ難しいでしょう。
また、「出戻り禁止」というルールを設けている派遣先もあるので、事前の確認が必要です。
就職活動中に長期派遣として契約できる?
可能ですが、途中退職の可能性があるのであれば、おすすめしません。
派遣社員の場合、特別な理由もなく契約期間よりも早期に退職することは、基本的に認められていないのです。
長期から短期に変更されることはある?
本来3か月の契約のはずが、試用期間1か月の段階で契約終了となったケースはあります。
企業側が仕事を任せられないと判断した場合には、当初の期間よりも早く契約を打ち切られる可能性はあるでしょう。
途中退職は認められる?
下記のような正当な理由がない限り、基本的に途中退職は認められません。
▼途中退職が認められるケース
- ・親の介護が必要
- ・県外に引っ越す
- ・病気で業務ができない
- ・妊娠や出産
上記に当てはまる場合は「正当な理由」と見なされて、途中退職が認められます。
▼参考
派遣社員として働いている期間中に妊娠したらどう対処すればいいか?相談先は?
時給交渉はいつからできる?
少なくとも、1年間は継続して同じ派遣先で働くことが最低条件。
そのうえで、時給アップに値する働きぶりかどうかをジャッジしてもらう必要があるでしょう。
まとめ:長期派遣を探すなら寮付き求人.comを利用しよう!
派遣の長期とは、短期派遣に比べて安定した収入やキャリアアップにつながるというメリットを備えた働き方です。
さらに、正社員登用や無期雇用といったチャンスがあるため、「働き方の選択肢を増やしたい!」という理由から、長期派遣を選択している人もいます。
希望する職種で長期派遣を探すのであれば、お気軽に当サイト「寮付き求人.com」を活用してみてください。
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とくに将来的に正社員登用を希望している人には、手厚いサポートを行っています。